八幡・菅野エリア

Daskind Q(ダスキントキュウ)

市川市菅野1-4-7

京成線の線路沿いにある白の外観に赤いドアが目を惹く。
看板には猫ちゃんのイラストが！
窓に近づいて店内を見ると、木材などを使ったクリスマスオブジェや陶器のカップなどが見える。

天然素材やインポートの上質な生地を使いゆったりした着心地の良いデザインの服が人気

JR本八幡駅から徒歩約8分、京成本線八幡駅から徒歩約4分の場所にあるのが「Daskind Q(ダスキントキュウ)」。店名の‟das kind”はドイツ語で“子ども”という意味で、“Q”は猫の後ろ姿を表しているそうです。お店には店名にもなっている看板猫が3匹います。一匹は黒と茶色の洒落た毛色をした人懐っこい3才の♀猫“ウテナ”ちゃん。もう一匹がやわらかいフワフワの白い毛色をした少しシャイな13才の♂猫“クー”ちゃん。そして、3匹目は残念ながら取材日には会うことができませんでしたが、黒い毛色をした8才の♀猫“ウミ”ちゃんです。因みに“ウテナ”とは、極楽に往生した者の座る蓮の花の形をした台(蓮台)を意味することばなのだとか！　Daskind Qは店内の商品を見ながら、猫ちゃんにも癒されるお店なのです。運が良ければ、3匹の猫ちゃんに会えるかもしれません。

Daskind Qのオーナーは川原真由美さん。お店をオープンしたのは14年前。学生時代は服飾関係の学校に通い、卒業後はアパレル業界に勤めていたそうです。もともと趣味で洋服作りをしていたこともありDaskind Qをオープンして自らデザインした服を販売するようになったそうです。扱う素材は綿や麻、リトアニアリネン、時にはカーテンなどに使用されるインテリア生地で作ることもあるそうです。特にリネンは環境に優しいエコな素材で、夏は湿気を吸収し熱を逃がし、冬には体温を保つ働きをしてくれる素材なので季節を問わず着心地が良い洋服が作れるアイテムなのだとか。

川原さんのデザインする洋服は、オープン当初から変わることなく、着やすさや着心地の良さを大切に作られています。上質な生地で飽きのこないデザインの洋服は、一度着るとファンになり、永いお付き合いとなるお客様が多いそうです。川原さん曰く、「私のアドバイスを、お客様が信用してくださるのは、とても有難いことです」と、言います。それは、川原さんが、一人一人のお客様の好みを熟知しているからこそ、お客様に合わせた的確なアドバイスができているのだと思います。異なる上質な素材を組み合わせたデザインの洋服は、1点物がほとんど。洋服はすべてフリーサイズ。価格の目安はパンツが１万5000円、ワンピースが2万円、コートが3万円ぐらいだそうです(※素材により価格は変わります)。また、同じデザインで素材を変えて作るなどセミ・オーダーも受け付けているそうです。さらに、リフォームもできるので助かりますね。

Daskind Qは川原さんがデザインした洋服の他に、上質でシンプルなデザインで定評のある“アップルハウス”のカットソーなども取り揃えています。

窓際に落ち着いた色合いのカップが並ぶ。
着心地が良さそうなワンピースとインパクトのあるマフラー。
大きなボタンがカワイイ、ロング丈の上着。
裏側にもポケットが付いているので、どちらを前にしても着ることができる2weyタイプ。
ホームウエアでも外出着としても大活躍しそうな洋服。前にポケットが付いていて機能的。
「アップルハウス」のフード付きのトレーナーなども取り揃えている。
パープルやモスグリーンなどの色をセンス良く組み合わせたガウチョパンツ。素材が変わっていてオシャレ！
ブルージーンズにも合いそうなやわらかな素材の毛糸のセーター。
店の奥にはミシンがあり洋服などを毎日、手作りしている。

オーナーがセレクトした作家さんの作品も展示販売

店内には、川原さんが製作した洋服などの他に、陶器陶芸や皮製品などの作家さんの作品も随時、展示販売しています。作家さんたちとの出会いの場は、毎年、大型施設で開催される“手作り雑貨展”などが多いそうです。数多く出店された中から、川原さんの目に留まった作品を購入して、その後、Daskind Qの店内に並ぶようになることもしばしば。

店内に並ぶ商品は１点物がほとんど。掲載されている商品が売り切れている場合も。他にはない洋服や小物を身に着けたいと思っている人は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。