八幡・菅野エリア

MINT BLUE(ミントブルー)

洋服屋さんと居酒屋さんの間にある。一見、雑貨屋さんにも見えるかわいい外観。
数量限定の「ランチ」の案内。
窓際にはローズマリーの鉢植えが並ぶ。
ドアを開けて左手にあるカウンター席。
座り心地のいいイス。
奥にはゆったり座れるソファもある。
壁には手作りのハーブリースや作家さんの作品がセンスよくディスプレイされている。
テーブルの上にも、カラフルなハーブが瓶詰めされていたり花瓶に飾ってあったり……。
ハーブのポプリも。

居心地の良い空間でハーブに癒されるひとときを

京成本線京成八幡駅北口より徒歩約6分、JR総武線本八幡駅北口より徒歩約10分の場所にあるのが、ハーブティーカフェ「MINT BLUE(ミントブルー)」です。国道365号線のけやき通りから少し中に入った所に、リゾート地にあるようなかわいい建物が目に入ります。白い外壁に青色で書かれた“MINT BLUE”の文字が印象的。

外観も店内も白と青を基調とした清潔感のある爽やかな雰囲気。ソファやテーブルの配置、さり気なく置かれた小物などがセンス良くディスプレイされていて、オーナーのこだわりを感じます。

取り揃えているハーブは約30種類。その中から、アロマテラピーインストラクターでありハーブティーセラピストでもあるオーナーが、3～４種類をブレンドした10種類のオリジナルブレンドのハーブティーがあり、女性客に人気です。

01：「Style(スタイル)」…エキナセア、マリーゴールド、レモンバーム

02：「Clear(クリアー)」…スペアミント、レモングラス、レモンバーベナ、レモンピール

03：「Refresh(リフレッシュ)」…ハイビスカス、ローズヒップ、ジンジャー

04：「Beauty(ビューティー)」…ローズ、カモマイル、マリーゴールド

05：「Warm(ウォーム)」…エルダー、リンデン、ローズマリー、ジンジャー

06：「Power(パワー)」…ペパーミント、レモンバーム、タイム、ジンジャー

07：「Ligth(ライト)」…ペパーミント、レモングラス、カモマイルローマン

08：「Relax(リラックス)」…カモマイル、リンデン、ラベンダー、オレンジピール

09：「Woman(ウーマン)」…カモマイル、マリーゴールド、レモンバーム

10：「Season(シーズン)」…季節に合わせたブレンド

と、テーマが分けてかれていて（各400円）。例えば疲れた時には「Relax」、身体の芯から暖まりたい時は「Warm」など、オーナーが、それぞれの効能の組み合わせを考えて提供しています。ブレンドするハーブの種類を3～4種類に限定することでハーブの香りが高まり、しかも、とても飲みやすくほっとする味に仕上がっていて心も身体も癒されます。

もし、好みのハーブティーがあればシングルティーでもオーダーできます(400円)。その他にも、水色→紫→ピンクと色の変化が楽しめるミントブルーの「ブルーマロウ」(500円)もあります。

また、寝不足やストレスなどの悩みやご要望にも応える、“あなただけのブレンド”「Personal blend」を作ってもらうことも！(450円)。もしかして、初めてのブレンド・ハーブティーに出会えるかもしれません。かわいい猫のイラスト入りの大きなカップで提供されるので、量がたっぷりなのも嬉しいです。

もし、ハーブの効能についてわからないことがあれば、スタッフが丁寧に説明してくれるので聞いてみては？

ランチは「パンプレート」(900円)と「ごはんプレート」(1000円)を用意。火曜日限定で「地元農家の新鮮サラダプレート」(1200円)もあります。市川近郊の農家さんがつくる季節の野菜がふんだんに使われたサラダプレートには、珍しい野菜が登場することもあるのだとか。4月下旬頃からは、アイスプラントやセルバチコ(ルッコラの原種)も。露地ものなのでどれも提供時期は限られますが、運が良ければ、他ではなかなか味わえない野菜が食べられるかもしれません。

取材時にオーダーしたのは「パンプレート」(パン+小鉢の惣菜2品+スープ+ドリンクのセット)のバジルドック。パンはバケットタイプで、ハーブ入りソーセージとチーズ、バジルペーストをサンド。この日の惣菜は「にんじんのラペ」と「ショートパスタ」。飲み物は、ハイビスカス、ローズヒップ、ジンジャーをブレンドしたハーブティー「Refresh(リフレッシュ)」をチョイスしてホットで。飲み物にはお菓子が付きます。これも嬉しい！　この日のスープは「パンプキン」。そして、どうにも「ラベンダープリン」が気になったので、これも付けて1100円のセットに(単品の場合はパンプレート900円、ラベンダープリン250円)。

ハーブたっぷりのバジルドックとハーブティーが良く合います。ラベンダープリン、見た目は普通のプリンと変わりませんが、一口いただくと、ほのかにラベンダーの味が感じられて美味しい！　ハチミツで作るので、ちょうどいいやさしい甘さに仕上がっています。単品だと250円、このクオリティでこのお値段はコスパが高い。一度食べたら忘れられない味です。

因みにドリンクはテイクアウトができます。

緑が多くて癒される。
さりげなくディスプレイされている小物もオシャレ！
作家さんの作品が展示販売されている。
絵画「なみだからのメッセージ」8500円+税
アクセサリー「涙に眠る結晶」7500円+税。
取材時に展示販売されていたのは“かわもとりさ”さんの作品。
カウンター席の棚に並ぶのは“ボタン”。
ボタンで作ったイヤリングやピアスも販売されている。ボタンの数に限りがあるので、ボタンがなくなり次第、終了。

作家さんの作品を展示販売＆ライブも開催

ミントブルーでは、店内で作家さんの作品を展示販売しています。現在は“かわもとりさ”さんの作品。寒色系のカラーであるブルーとホワイトなどを主体に、ビジューやスワロフスキーを組み合わせて生み出される世界観。一点物の作品は貴重です。かわもとさんの世界観とミントブルーさんのお店の雰囲気がマッチしていて、とても居心地の良さを感じます。

他にも、市川在住の手作りが好きな方が作ったボタンのアクセサリーも販売されています。これも一点物がほとんど。

また、以前、同店の近くにあった「シャララ舎」が、2018年、東京都笹塚に移転したのですが、そのシャララ舎が作る「琥珀糖」を、受注注文で販売しています。琥珀糖とは、寒天と純度の高いお砂糖で作られる、外はシャリシャリ、中は柔らかいキラキラしたお菓子のこと。シャララ舎の琥珀糖は、フルーツピューレやリキュールを使用して作る、色鮮やかでいろいろな味が楽しめるお菓子。鉱石のようにきれいな琥珀糖は、何だか見ているだけでも癒されます。

作家さんの作品や特別なお菓子の販売だけでなく、不定期でライブコンサートも開催しています。現在は、仲内拓磨さんという千葉県出身のアコースティックギタリスト。インストゥルメンタルをはじめ、サポートギタリストとしても活躍中。ライブではギター1本で表現する誰もが知るスタンダードナンバーや童謡、そして、オリジナル曲も披露するそうです。日程などは店内にあるチラシやInstagramなどを参照するか、スタッフにお問い合わせを。

「ミントブルー」は、青と白を基調としたナチュラルテイストの寛げるお店。友達や家族との会話を楽しんだり、ゆっくり一人で本を読んだり……日常の忙しさから少し離れて、穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

白のタイルで統一された清潔感のあるオープンキッチン。
ミントブルーオリジナルのブレンド・ハーブティー。
ハイビスカス、ローズヒップ、ジンジャーをブレンドしたハーブティー。
「ドリンク」メニュー。
ソーダやソーダフロートなどもある。
コーヒーや紅茶もある。
アイスクリームも6種類用意。
ランチとデザートのメニュー。
ランチプレート「バジルドック」900円。ハーブティーは400円の中から選べる。
ハーブティーはリフレッシュ効果が期待できる「ハイビスカス、ローズヒップ、ジンジャー」単品は400円。
「ラベンダープリン」250円。ゾウさんの木のスプーンもかわいい！
「シャララ舎」の『琥珀糖の小石をミックスした小瓶』1200円(税込)。写真はローズmixの小瓶。味はローズ、スミレ、ライチ、ラムネソーダmix(商品はその都度変わる)。