行徳・南行徳エリア
弁天公園
市川市行徳駅前2-19
飛行機型の遊具がシンボル!駅近くにある公園
東京メトロ東西線行徳駅から徒歩約3分の場所にある「弁天公園」。園内は遊具のない広場と、数種類の遊具が設置された広場の2つに分かれています。遊具のあるゾーンには、公園のシンボルといえる“飛行機”をかたどった遊具があります。よく見ると、翼の部分はうんてい、尾翼部分は滑り台に。操縦席にはハンドルもあり、一つの遊具でいろいろな遊びが楽しめる造りになっています。他の公園ではあまり見かけることがない遊具で、子どもたちに大人気! 他にも、やじろべえ型の“シーソー”や階段のない“滑り台”、昔ながらのオーソドックスな“ブランコ”と“砂場”もありました。
花壇には色とりどりの草花が植えられてあり、春はとてもきれいです。桜の木や藤棚もあるので、開花シーズンにはベンチに座りながらお花見も楽しめそうです。
弁天様が祀られた歴史を感じさせる公園
公園中央には公園の名前の由来にもなっている弁天様が祀られてあります。昔、行徳一帯は干潟に浮かぶひとつの島だったため、水辺や島に祀られることの多かった弁財天がここにも祀られていたそうです。園内にある「行徳弁天の森21」について書かれた表示板を読むと、江戸時代初期頃までは、お宮がありそこに弁天様が祀られてあったそうなのですが、今では小さな祠のみが残されていて、その横に石像の弁天様があります。
行徳が区画整備される以前は、水田や蓮田が広がる寂しい場所でしたが、その中に一際目立った森があり、“弁天山・弁天の森”として親しまれていたのだとか。現在残るのは、クス、タブ、エノキ、クロマツなど90本ほどの木ですが、一番の古木が“クスノキ”で、樹齢は約150年と推定されているそうです。木の数は減ってしまいましたが、弁天様の鎮守の森・公園として、今でも行徳の人々に親しまれています。
【DATA】
弁天公園
- 住所:市川市行徳駅前2-19
- 時間:常時開放
- 料金:無料
- 駐車場:なし
- ※トイレあり