二天一流総本舗 市川店

世界でたったひとつ！オリジナルの本格革製品が作れる専門店

市川駅北口にある大門通りを歩いて行くと、左手にこぢんまりとした革製品が並ぶお店を発見！

店内にはありとあらゆる革製品が並び、

ひとつひとつ手づくりされた商品はどれも味があるものばかり。

このお店は、現在同店の他に千葉の下総中山に2店舗店を構え、

新宿マルイメン内に常設コーナーがあり、全国各地の百貨店の催事に月1～2回、出店を行う『二天一流総本舗』。

店名の“二天一流”は、宮本武蔵が流祖である剣術の

一流派「二天一流」にあやかって命名したものだそうです。

もともと、靴職人であった代表取締役社長の井上正生氏が、

ドイツにシューマイスターとして修業に出向き帰国後に、革製品全般を扱う本格革専門店として、2008年7月に井上氏の地元、船橋に1号店をオープンしたのが始まりなのだとか。

店内に洒落た革靴が何足も並んでいるのはそのためだったのですね。

お店のモットーは“お客様の使い勝手を一番に考えた商品づくり”。

革製品で困っていることを解決し、安心して使える商品を一緒に考えて作っていくお店です。

店内に工房があるので、いつでも制作工程を見ることができるのも同店ならでは。

例えば、「バッファロー(水牛)を使ったグリーン系の色で、

A4サイズの本が入るトートーバッグ型で、外ポケットがたくさん付いたバッグが欲しい。

しかも、持ち手が丈夫で、肩にかけれるタイプのもの」というようなものでも、

スタッフが相談にのってくれるそうです。

もちろん、具体的なイメージがなくても、

打ち合わせをしてデザインを作り上げるところからお手伝いしてもらうこともできます。

因みに、これまで依頼のあったものは、「車のハンドルカバーを革で作ってほしい」とか、

「前に使っていた物とまったく同じものを」

あるいは「今度お店をオープンするので、ドアノブを革で」などなど……

というように、世界にたった一つのオリジナルの革製品を作ることができるのです！

靴は足に合わせて木型を制作して、デザイン・材料を打ち合わせしながらのフルオーダーと、

同店の木型を使いデザイン・材料のみを打ち合わせしながら作るセミオーダーもあるそうです。

また、製品を一部だけカスタマイズしたいといった要望にも対応可能なのだとか。

もの作りが大好きな気さくで素敵なスタッフさんがいつでも、

制作、見積もり、納期までの工程など相談にのってくれます。

また、長年愛用していた革製品が破損してしまった場合は、修理をしてもらうことも！

同店で購入した商品はもちろんのこと、修理は他社製品も大歓迎！という良心的なお店なのです。

ワークショップも開催！自分で作る喜びも実感できる

『二天一流総本舗　市川店』では、「わ」で繋がるをコンセプトに、

革を使ったワークショップや体験型のイベントも定期的に開催しているそうです。

例えば、【お試しワークショップ】は、好みの色の材料を選んでパスケースやブックカバーが作れます。

制作時間は5～6時間で材料費は2500～5000円。

万が一、1日で作業が終わらない場合の補修の追加日は1日1000円 。

【本格ワークショップ】は、デザインや仕様等を打ち合わせしながら

手縫いか工業用ミシンで革小物や鞄が作れます。

制作時間は12～18時間(1～2日)で、材料費の目安は小物で5000円～、A4ノートサイズ鞄12000円～。

他、受講料／工房使用料／工具レンタル機材使用料　3000円／月1～2回

この他に不定期的に、【掘り出し市・リサイクル市】を開催。

持ち込まれた商品を、精査して同店が買い取った場合は、商品券が渡されるシステム。

また、【二天マルシェ】は年に2～3回開催し、作家さん2～3名が出店。

千葉か都内近郊で活動している作家さんを常に募集しているそうです！

ワークショップや掘り出し市・リサイクル市、二天マルシェの日程はホームページで確認を！

お店に並ぶ商品を見ていると、革でこんなものまで作ることができるんだ！と、

感心してしまうものもあり、革の世界がぐっと広がります。

カラーも実に豊富です。

長く使える革製品の魅力あふれるお店なので、真間界隈散策の際は、是非、立ち寄ってみてほしいです。