市川・真間エリア
SANGLIER(サングリエ)
市川市真間2-11-17
浅煎りのスペシャルティコーヒーも味わえる市川真間にある集いの場
京成本線市川真間駅北口より徒歩約5分、JR総武線市川駅北口より徒歩約7分。市川手児奈通り沿いにあるのが「SANGLIER(サングリエ)」です。店名の看板はないのですが、大きなガラス戸に“Drinkと描かれた洒落た、白い建物は目を惹きます。カウンターテーブルにディスプレイされた中国茶器などを、通りすがりの人が立ち止まってガラス越しに見ている姿をよく目にします。
SANGLIERのオープンは2024年9月6日。オーナーは鈴木直巳さんです。浅煎りから深煎りまでの数種類のスペシャルティコーヒーをメインに、紅茶、台湾茶や中国茶などのドリンクと自家製スイーツを味わえるカフェ。
店名の“SANGLIER(サングリエ)”はフランス語でイノシシを意味する言葉ですが、この店名には深い意味がありました。直巳さんは一度こうと決めたら一直線に突き進む性格なのだとか。そのことから、店名には「イノシシのように猪突猛進に突き進み、スペシャルティコーヒーの魅力を伝えていきたい」との思いが込められているそうです。
SANGLIERのホームページにはお店のコンセプトが以下のように記載されてありました。“コーヒーは苦いという先入観からずっと苦手でしたが、香り高くフルーティーでまるで紅茶のような浅煎コーヒーに出会ってからコーヒーのイメージが大きく変わり、コーヒーのことをもっと深く知りたいと思うようになりました。コーヒーは、産地、精製方法、品種、焙煎、抽出方法によって味わいが変化する奥深さがあり、無限の魅力があります。このコーヒーの魅力を”Contrast”で表現できたらと思っています”。
浅煎り豆のコーヒーの美味しさに衝撃を受けるとともに、すっかりコーヒーに魅了された直巳さんは、バリスタとしての技術やカフェ経営などを学ぶために食の専門学校へ入学。その後、起業塾にも通うなかで講師の先生をはじめとした多くの方との運命的な出会いがあったそうです。更に、金銭面で近親者から先行投資として援助があったこと。また、店舗を構える前に本八幡のレンタルスペースを借りてカフェの実績を積まなければならない大事な時に、インフルエンサーとの出会いもあり、その発信力にも助けられ、銀行からの融資や国や市の補助金制度を受けることにも成功。このようなミラクルな出来事の連続により、SANGLIERを開業することができたのだとか。しかしながらそれはきっと、直巳さんの持ち前の明るい性格と人脈、“美味しいスペシャルティコーヒーをもっと世の中に広めたい”という熱い想いが、カフェ開業の道を引き寄せたのだと思いました。
「お店を始めてまだ1年4カ月ほどなので、まだまだ大変なこともたくさんあります。時々このまま続けていけるのだろうかと思うこともありますが、そのたびにお客様から“この場所がなくなったら困る”・“お店をやめないで”と言われるので、その言葉に励まされています。でも、逆に苦労が何もないと続かないと思いますし、皆様が支えてくださっていることに感謝しています」と、直巳さん。
スペシャルティコーヒーは普通のコーヒーと違います。スペシャルティコーヒーは、栽培からカップに至るまでの全工程で品質管理が徹底され、消費者が「美味しい」と評価する風味特性を持つ高品質なコーヒーのことを指します。単に欠点豆が少ないだけでなく、産地や品種、精製方法による明確な個性が感じられることが重要とされています。①飲む人が美味しいと評価し、満足するコーヒーであること。②栽培から収穫、生産処理、選別、輸送、焙煎、抽出まで一貫した品質管理が行われていること。③生産履歴が明確であること。④生産者への正当な対価が保証され、持続可能な生産体制が維持されていること。この高い4つのハードルがクリアとなることが条件という凄いコーヒー豆なのです!
また、“シングルオリジン”は、生産国という大きなカテゴリーではなく、農場や生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄としたコーヒーのこと。豆本来の個性が際立ちますが、年ごとに味が変わる可能性があるのに対して、“ブレンド”は異なる地域の豆を組み合わせることで、バランスの取れた安定した味わいになり、いつ飲んでも変わらない美味しさを感じられるコーヒーです。
SANGLIERでは現在、スペシャルティコーヒーの浅煎り豆を「Philocooffea(フィロコフィア)」、深煎り豆を「inuit coffee roaster」、中煎り豆を「Gli Alchimisti」から仕入れているそうです。中煎りと深煎りは、一年中同じ味を楽しめ、浅煎りは豆が無くなり次第終了となり、次回は新しい豆に替わります。「浅煎りのスペシャルティコーヒーは、コーヒーが苦手でお茶しか飲まないという方や、浅煎り豆のコーヒーを今まで飲んだことがないという方に味わっていただければ、もしかすると新しいコーヒーの世界の扉が開くかもしれません。まずは、気軽に楽しんでいただければ」と、直巳さん。
SANGLIERでは、スペシャルティコーヒーだけでなく紅茶や中国茶なども飲めます。イチオシは「桂花茶」。台湾烏龍茶などに金木犀を加えた台湾烏龍茶で、金木犀のさわやかな香りが広がります。直巳さんの手作りスイーツ「チョコブラウニー」や「アップルケーキ」も人気です。スイーツは2種類用意しています。今年(2026年)の1月末から登場する新作は「豆花(トウファ)」。台湾の伝統的なスイーツで、つるんとしたなめらかな食感が特徴です。豆花にタピオカやタライモなどをトッピングしてほどよい甘さのシロップをかけたSANGLIERオリジナルの豆花を中国茶or台湾茶と一緒に味わえます!数量限定なので、絶対食べたい!という方はぜひInstagramから予約を。
SANGLIERは、子ども連れ歓迎のお店。ベビーカーをたたまなくても、そのまま店内に入ることができます。赤ちゃん連れのママが育児の合間に、ほっと一息つくことができる子ども連れにも優しいお店です。
- 「SANGLIER」の店内全景。取材時は店内に“ごたまぜアート展”の出品作が何点か展示されていた。
- 湾曲したカウンターテーブルが印象的。
- 奥のテーブル席。
- 白い壁に飾られたワイヤーアートや絵画。
- イタリア製のエスプレッソマシン。
- 店内にある本は自由に閲覧できる。
- 取材日のスペシャルティコーヒーの豆は、左から苦みのある“深煎り豆”、コクも酸味もある“中煎り豆”、酸味のある“浅煎り豆”。
- 直巳さんがハンドドリップすると、コーヒーの香りが店内に広がる。取材時のコーヒーカップのスペシャルティコーヒーは、シングルオリジン(エルサルバドル産)の浅煎り豆。
- 「カフェラテ」。きめの細やかなスチームミルクで描いたハート型模様が可愛い。
- 浅煎り・中煎り・深煎りと、お好みの「アイスコーヒー」が味わえる。
- お土産でいただいたエチオピア産のコーヒー豆とラム酒で作った贅沢な「カフェラテ」。
- 冬季限定で提供していた、アイリッシュウイスキーをベースとした甘めのホットカクテル「アイリッシュコーヒー」。
- 以前提供していたスイーツの一例。
- 「アップルケーキ」(700円)と「アイスコーヒー」(650円)。
スペシャルティコーヒーを飲みながら楽しめるイベントも不定期的に開催
SANGLIERでは、イベント・スペースとしてお店の貸出しも行っています。今年(2026年)も、「ワイヤークラフト教室」のワークショップや「気功+薬膳ごはん・薬膳茶+養生に関するお話」で、贅沢なひとときを感じられるイベント。アコースティックギタリストによるコンサートなどを、不定期的に開催するそうです。詳細は店内のチラシかInstagramを確認ください。
また、SANGLIERのお客様のなかには、謎解きの問題を作成されている方もいるそうで、時々、SANGLIERの謎解き問題を作ってくださるのだとか。「SANGLIER×謎解き課」と題したSANGLIERオリジナル謎解きがあるときはコーヒーを飲みながら、ぜひ謎解きに挑戦してみてはいかがでしょう。
SANGLIERの店内ファサード.カウンターの一部は、スペース貸しもしているそうです。ハンドメイド雑貨や絵画、写真などを展示したい方は、 @tomarikigarou さんへお問い合わせを。
SANGLIERでカフェ時間を過ごしていると、鈴木さんの飛び切りの笑顔に引き寄せられるように、次から次へと常連さんが来店します。その吸引力は凄いです!(笑) いつ来ても楽しそうにコーヒーを淹れる直巳さんの立ち振る舞いに癒されるからだと思います。新作スイーツも楽しみ。市川真間の集いの場“SANGLIER”から、ますます目が離せません!
【DATA】
SANGLIER(サングリエ)
- 住所:市川市真間2-11-17
- 電話番号:なし
- 時間:2月~10月中旬11:00~18:00 10月中旬~1月10:00~17:00
- 料金:掲載料金は2026年1月28日時点の税込み価格 ※支払いは現金のみ
- 休み:月曜日・火曜日・水曜日
- インスタグラム:https://www.instagram.com//
- ホームページ:https://sanglier-coffee.com




































