市川・真間エリア
肉の山崎
市川市市川3-1-21
肉はすべて国産! 高品質な肉をリーズナブルに販売する人気店
京成真間駅から徒歩約7分、JR総武線市川駅から徒歩約8分の大門通り沿いに店を構えるのが「肉の山崎」。ここは、二本松誠さんが三代目を務める1950年(昭和25)創業の精肉店です。店名と三代目の名字が異なる理由。それは、初代である曽祖父が、江東区の平井にある「肉のやまざき」で修業をした後、暖簾分けで、現在の場所に「肉の山崎」の店名で精肉店を始めたからなのだとか。
店の看板にある牛・豚・鶏のイラストは、2019年に店を建て替えた際に、イラストレーターの方と何度も相談を重ねた末に生まれた愛らしいキャラクター。電話番号も「2983(にくやさん)」で、覚えやすい番号になっています。
店舗をリニューアルする際、一時期、仮店舗で営業していたことがあり、そのときは、お客様が店の戸を開けて中に入る様式だったのだとか。しかし、それでは中の様子が外からは分からず入りづらいため、自転車に乗った方でもベビーカーを押した子ども連れの方でも気軽に立ち寄れるようにと、オープンスタイルで対面販売できる現在のお店の形に戻したそうです。取材時も夕飯のおかずを求めて買いに来た常連のお客様が、次々と来店していました。今年(2025年)で創業75年になる老舗の「肉の山崎」の魅力が垣間見えた瞬間でした。
「肉の山崎」のショーケースには、見るからに色・ツヤのよい肉が並んでいます。牛・豚・鶏肉のすべて国産で、牛肉の部位はどれも最高級のA5ランク。これがどれだけ凄いことなのかというと、肉質等級は、①脂肪交雑(サシ)~霜降りの度合い。②肉の色沢~肉の色と光沢。③肉の締まりときめ~肉の締まり具合と肉質のきめ細かさ。④脂肪の色沢と質~脂肪の色、光沢、質の4項目を、1から5の5段階で評価します。上記の4項目の中で最も低い評価がその牛肉の肉質等級となるので、例えば、3項目が「5」でも1項目が「3」であれば、肉質等級は「3」と判定されてしまいます。つまりA5ランクの牛肉は、「商品となる牛肉がたくさん取れ(歩留まり等級A)、かつ、脂肪交雑、肉の色沢、肉の締まりときめ、脂肪の色沢と質の全てにおいて最高評価(肉質等級5)である」という意味。
松阪牛・神戸ビーフ・近江牛・米沢牛・飛騨牛などの銘柄牛(ブランド牛)というのは、各地の生産・出荷団体が肥育方法や飼料などを工夫しながら育てている牛のことですが、例え銘柄牛であってもA4ランクなどの肉はあります。「肉の山崎」では、銘柄牛にこだわることなく和牛のA5ランクに特化することで、銘柄牛と変わらない高品質の肉を比較的リーズナブルに提供しています。
また、鶏もも肉は、全国数あるブランド鶏の中から“桜姫”を選んで販売しています。調べてみると桜姫は、透明感のある桜色で、植物性のエサを与えているため鶏独特の臭みが少なく、一般の鶏肉に比べてビタミンEが3倍以上あるそうです。桜姫は、美味しいうえに栄養価も高い肉なのですね。お肉は、「すき焼き 今半」も取引を行うという銀座にある畜産会社をはじめ、他2社から選りすぐりの国産肉を仕入れているそうです。
肉の山崎には、こんなエピソードもあります。猫に一般のスーパーで購入した鶏肉と肉の山崎で購入した鶏肉の2種類を与えたところ、肉の山崎の鶏肉を食べたのだとか。猫も選ぶ品質の良さ! 肉の山崎は、高品質で美味しい肉を、いつでもお手頃価格で購入できる嬉しいお店です。
味にこだわる自家製の総菜はリピート必至の逸品揃い
肉の質にこだわるだけでなく、自家製の総菜の味にも、とことんこだわりがある「肉の山崎」。 “山崎”の冠がついた人気No1の「山崎メンチカツ」は、A5ランクの牛肉が入ったジューシーな味わい。玉ねぎは飴色になるまでじっくり炒めてから使うため、店頭に並ぶまで5~6時間もかかるのだとか。だから肉の山崎のメンチカツはほんのり甘くて茶色いのが特徴。
「山崎コロッケ」は、北海道の今金男爵を使用。今金男爵は、デンプン量が豊富で甘く、ホクホクとした食感、滑らかな舌触りが特徴のジャガイモと肉の味がマッチした昔から変わらない素材の味を活かした肉の山崎イチオシの商品。山崎メンチカツと山崎コロッケを実食しましたが、冷めても変わらず美味しいところが凄い!
焼き鳥は、普通、蒸してから焼くところが多いそうですが、肉の山崎では生からじっくり焼き上げています。そして、焼き鳥のタレは、自家製のタレを作り継ぎ足して使っているのだとか。また、ポテトサラダなどに使うマヨネーズも、市販品ではなく卵や酢などを混ぜて一から作る自家製マヨネーズを使っているそうです。
因みに、総菜人気ランキングの1位は「山崎コロッケ」、2位が「山崎メンチカツ」、3位は焼き鳥の「もも(タレ)」ですが、最近は、豚ロースを薄切りにして8~9枚重ねて揚げる「ミルフィーユカツ」も大好評なのだとか。「惣菜も同様、国産肉を使用しています。メンチカツや焼き鳥、ギョーザやシュウマイ、カレーなど肉を使う総菜に、国産肉の切れ端を使用することで安く抑えることができています」と、二本松さん。
惣菜のほとんどが手作り。手間を惜しまない味へのこだわりが、創業75年経った今でもリピーターが絶えることがない「肉の山崎」の魅力なのだと思いました。
肉の山崎は、毎月第2・第4土曜日に開催される“大門通りマルシェ”に参加しています。この日は、お肉全品10%offで販売ということもあり、近隣住人はもちろん、遠方からも特に牛肉狙いのお客様が来店するそうです。
その他、千葉県が実施している子育て家庭優待カード“チーパス”を提示すると、1000円以上の購入で5%offに。また、学生の方が学生証を提示すると、揚げ物1個につき10円割引になるサービスも実施しています。時々「肉の山崎」の店頭で、学生グループが集まってじゃんけんをして敗者(そのときのルールにより勝者)が、人数分をおごるというゲームが展開されることがあるそうです。このゲームで購入することになった学生さんから、「『このサービスのおかげで助かっています』と言われることがあります」と、微笑む二本松さん。
このように肉の山崎には、もう一度来店したいと思えるサービスがたくさんあります。美味しいお肉や総菜を購入できる「肉の山崎」は、お薦めの精肉店です。
- 鶏の唐揚げやコロッケや焼き鳥etc…種類豊富で目移りしてしまう。
- 数量限定の「牛くし」(手前)。和牛A5ランクの切り落とした部位に、自家製の特製タレをつけて焼き上げ串に刺した逸品。数量限定なので、出会えたらラッキー。
- 焼き鳥には自家製のタレ味と塩味のものがある。
- 人気No.1の「山崎メンチカツ」(上)と「山崎コロッケ」(下)。
- ショーケースの隣にはアイスケースがあり、「山崎キーマカレー」や「あらびきポーク」の他、アイスクリームも販売。
- 数量限定の特製のタレ焼き「チキンロール」。中には柔らかい味付けゴボウ入り。
- 特製のタレに漬け込んで焼き上げた「焼き豚」。
- 自家製マヨネーズで作るペンネ入り「マカロニサラダ」(金・土限定)や「ハムカツサンド」なども大人気。
- 昭和20年発売!名古屋のカレーとして愛され続けている「オリエンタルマースカレー」のルウやレトルト商品なども販売。
- 白飯のおかず、お酒のつまみ、おやつにも。いつ食べても美味しい! 肉の山崎の人気のラインアップ。上段左から「山崎メンチカツ」・「じゃがベー」・「山崎コロッケ」、下段「串カツ」。
- 精肉店の域を超えた、こだわりの揚げ物やカレーなどの商品を開発する「肉の山崎」三代目・二本松誠さん。
【DATA】
肉の山崎
- 住所:市川市市川3-1-21
- 電話番号:047-322-2983
- 時間:12:00~19:00(揚げ物・焼き鳥などは17:30まで)※フライヤー休止時間14:00~15:30
- 料金:掲載料金は2025年10月3日取材時点の税込み価格
- 休み:Instagramや店頭にあるカレンダーにて要確認
- ホームページ:https://www.Instagram.com/nikuyama2986/





























