八幡・菅野エリア
八幡市民交流館 ニコット①
市川市八幡4-2-1
多世代が気軽に集い笑顔で過ごせる交流施設
JR本八幡駅北口より徒歩約8分、京成八幡駅出口より徒歩約4分の場所にあるのが、施設名「市川市八幡市民交流館」、愛称「八幡市民交流館 ニコット」です。市が公募した愛称「ニコット」「エル」「カナエ」「トワニ」の中から市民投票により、この名称に決定したそうです。この施設が、幅広い世代にとって「にこっと」笑顔で過ごせる場所になるようにという願いが込められているのだとか。
「八幡市民交流館 ニコット」は、葛飾八幡宮の境内にあります。和と洋を融合させたモダンなデザインの建物で、大きなガラス戸越しに、市の指定文化財でもある葛飾八幡宮の“随神門(ずいしんもん)”を眺めることができます。
1階には、つどいの広場(授乳室・幼児用トイレ・洗面所を完備)、子ども向けフリースペース、フリースペース、カフェ、多目的室(1-1・1-2)、クリエイティブルーム、和室(1・2・3)、女性用トイレ、男性用トイレ、多目的トイレ、授乳室があります。
2階には、多目的室(1・2・3)、多目的スペース、フリースペース、軽運動室(1・2)、音楽スタジオ、多目的スペース、女性用トイレ、男性用トイレ、多目的トイレがあります。
屋外広場には、すべり台や屋根付きの砂場など子ども用遊具の他に、大人用の健康遊具も設置されています。子どもを見守る合間に、軽い運動もできるので、親子で楽しみながら利用できるのがいいですね。また、外にも女性用トイレ、女性用トイレ、多目的トイレが設置されています。
屋外広場以外は施設使用料が必要です。使用場所などにより料金は異なります。また、事前に予約システムで申し込みが必要な場合もあります。まずは、必ず詳細をホームページで確認のうえ来館を。
「八幡市民交流館 ニコット」は、多世代交流を目指して設計された施設。運動や音楽、飲食などさまざまなイベントやワークショップ、講座などを行える場所です(展示やイベント開催の際は、事前に施設へ要相談)。また、「こども縁日」や「親子野球教室」、「ストレッチ教室」などの多彩なイベントは、随時、開催されるのでInstagram(@yawata_nicotto)をチェックしてみてくださいね。
- 1階のフリースペース。
- フリースペースの本棚にある雑誌や絵本は館内で閲覧できる。
- 1階の「カフェスペース」。全面ガラスで見通しが良く開放感がある。無線LANも設置されている。ガラス戸は可動式なので、屋内と屋外の行き来がスムーズにできるように、イベントに合わせて前面開放することも可能。
- 1階の「多目的室1・2」。写真は可動式の仕切り壁を取り除いた状態。
- 1階の「クリエイティブルーム」。電子レンジなどが設置されている。
- 1階にある「和室」は全3室。和室3には茶道もできるように、水屋と炉が設置されている。しかも“炉”は、火を使わない電熱式なので安心。
- 1階の多目的室の隣にある「女性用トイレ」。
- 1階の多目的室の隣にある「男性用トイレ」。
- 1階の和室沿いにある「授乳室」。
- 1階の授乳室の隣にある「多目的トイレ」。
- 「つどいの広場」の斜め向かいにある子供向けの「フリースペース」。壁に幼児用の“ボルダリング”が設置されている。
- 2階にある「多目的室3」(奥)。手前の「フリースペース」には、カウンターテーブルとイス、ドリンク用の自動販売機もある。
- 2階の「軽運動室1・2」。写真は可動式の仕切り壁を取り除いた状態。大きな鏡や音響設備があるので、ダンスやヨガ教室にお薦め。
- 壁は白を基調とした明るい色合い。
- 天井には、写真やポスターなどを展示できるような工夫が施されている。
- 2階の「音楽スタジオ」には、アンプ・電子ピアノ・ドラムを完備。
- 2階のフリースペース。可動式の本棚がある。
- 2階の「多目的室2」の外観と内観。中央部分にすりガラスを使用し、中の作業に集中して取り組めるように配慮されている。
建物の随所に市民に愛された“市川市中央公民館”の木材を使用
以前、この場所には“市川市中央公民館”がありました。もともとその建物は、
新潟県柏崎市大久保の小熊容徳氏(旧国鉄信越地区自動車局長)邸で、明治天皇をはじめ、第2代内閣総理大臣・黒田清隆氏や第3・9代内閣総理大臣・山縣有朋(やまがたありとも)氏が宿泊したとされる由緒ある邸宅だったそう。
市川市制15周年の際、この邸宅で“公民館”を造るという計画の基、1951(昭和26)年に解体運搬し、翌年5月5日に“市川市中央公民館”として開館されました。以降、改築を重ねてきましたが老朽化が進んだため閉館し解体することに。その跡地を活用しようと生まれたのが、この「八幡市民交流館 ニコット」なのだそう。
「八幡市民交流館 ニコット」の南側入口上部の化粧彫刻をはじめ、1階の受付カウンターやアーチ窓上部には、かつてこの場所に建てられていた“市川市中央公民館”の木材が使用されています。市民に惜しまれながら閉館した“市川市中央公民館”ですが、有効活用されています。今後は同施設で、さまざまなイベントや講座などが開催され、多世代の方に親しまれる施設として新しい歴史を刻んでいくことでしょう。来館した際は、ぜひ“市川市中央公民館”の面影を探してみてください。
【DATA】
八幡市民交流館 ニコット①
- 住所:市川市八幡4-2-1
- 電話番号:047-321-6264(市川市 市民部 NPO・市民活動支援課) /FAX:047-321-6265 、080-3499-7433(八幡親子つどいの広場/運営:NPO法人 親そだちネットワーク ビジー・ビー)
- 時間:9:00~21:00(屋外広場9:00~19:00、八幡親子つどいの広場 毎週月~土(日曜、祝日、最終月曜日、年末年始を除く)10:00~16:00※天候により開館時間が変更になる場合がある
- 駐車場: 7台(うち車いす使用者用1台)20分ごとに100円 1団体1台の利用にご協力を。駐輪場は23台 ※台数に限りがあるため、できるだけ公共交通機関の利用がお薦め
- 休み:毎月最終月曜日、祝日(祝日が日曜日の場合は振替休日の日が休館日)、年末年始(12月29日~1月3日)
- ※予約方法・施設使用料・料金の支払い方法などの詳細は、事前に下記ホームページにて要確認
- トイレ:あり(屋内1Fと2F・屋外)
- Instagram:https://www.instagram.com/yawata_nicotto/
- ホームページ:https://www.city.ichikawa.lg.jp/res10/0000464319.html