八幡・菅野エリア

三度Which?(みたびウィッチ)

市川市八幡3-27-7

  • 店のすぐ近くに京成八幡駅がある。

    店のすぐ近くに京成八幡駅がある。
  • 見るからに美味しそうなサンドイッチの写真。

    見るからに美味しそうなサンドイッチの写真。

行列必至! 具がたっぷり入ったサンドイッチ専門店

2025年1月10日にオープンしたのが、京成八幡駅北口から徒歩すぐの場所にある「三度Which?(みたびウィッチ)」です。ここは、カタギ内装の新規事業として始めたお店なのだとか。取材日は土曜で、11時の開店時間前には既に、お店の前には行列ができていました。

三度と書いて“MITABI”と読む洒落た店名の由来を店主の樫英子さんに伺うと……。「この店名は主人が考案しました。サンドイッチとフルーツサンドの専門店なので、サンドイッチの“サンド”と“三度”を掛け合わせました。お店では野菜やお肉などをサンドした「具だくさんサンド」と「フルーツサンド」の2種類を販売しています。サンドイッチは英語で“sandwich”と書きますが、“三度Which”と書くことで、“具だくさんサンドとフルーツとサンド、貴方は2つのうちどちらを食べたいですか?” Which do you want to eat?”がコンセプトです。さらに、1回目、2回目、3回目と三度来るたびに違う味わいのサンドを購入できるという意味や、三度来て違う種類を楽しんでほしいという思いも込められています」。由来を聞き、とても意味が深い、よく考えられた店名なのだということがわかりました!

もともと、都内にあるホテルの飲食店のホールで働いていた樫さんでしたが、コロナ禍でホテルが休業することに。その時期に、たまたまSNSで見つけた、フルーツたっぷりの“フルーツサンド”に心を奪われ、美味しいフルーツサンドを求めいろいろなお店に買いに出かけたり、自宅でフルーツサンドを作ったりして、すっかりフルーツサンドの虜になったのだとか。しかし、樫さん自身、アレルギーがあるため、食べられないフルーツがあったそう。また、市販のフルーツサンドの中には、甘いホイップクリームで作られたものもあり、次第に罪悪感なく食べられるフルーツサンドを販売する専門店を自分で始めたいという思いが強くなっていったのだとか。それが4年前のこと。

樫さんは、お店をオープンするために、今、自分に足りないものは何かと考えたところ、まずは、調理師免許の取得を目標に、前職のホテルの厨房で働きながら勉強をすることを決意。その後、見事合格し、調理師免許の収得に成功! すぐに、お店をオープンしたいという思いはありましたが、サンドイッチ専門店を開くのであれば、フルーツサンドだけでなく、総菜系のサンドイッチもあった方が良いのではというアドバイスをいただいたこともあり、修業の為、フルーツサンド専門店で働き、その後、サンイッチ部門でも働き、いろいろな知識を学んだそうです。更にレジの扱い方などを学ぶために、東京駅の繁忙店でも働いたそうです。樫さんは、お店を開くという目標に向かってひとつひとつ課題をクリアし、技術を積み上げてきたのですね。

「三度Which?」の建物は、もともとご主人の会社の「カタギ内装」の店舗でしたが、昼間は依頼された現場へ出向くことが多かったため、昼間空いているこのスペースを活用できないかと考え、樫さんの友人の堀川設計舎にリフォームを依頼して現在の店舗が完成したそうです。

「三度Which?」では、水曜日・木曜日・金曜日は総菜系の“具だくさんサンド”の定番5種類と週替わり1種類の計6種類を。土曜日のみ“フルーツサンド”4~5種類を販売し、プラス具だくさんサンドを3種類(「Wたまごサンド」と「野菜ハムチーズサンド」と他1種類)を販売しています。

食材は主に、市川地方卸売市場(通称の足・市川市場)で仕入れ、他にも樫さんご自身で、美味しい野菜や果物を探して使用しているのだとか。「具だくさんサンド」のパンは、ミミまで柔らかいパンを使いたいという樫さんの希望を叶えた、市川にある「パン工房ルチア」の“ホテルブレッド”を使っているそうです。

また、「フルーツサンド」には、豆乳ホイップクリームと相性の良い、時間が経っても硬くなりにくい、しっとりとしたパンを使っているのだとか。

「三度Which?」には、サンドイッチだけでなく飲み物もあります。「コーヒー/ホットorアイス」、「レモネード/ホットorアイス」、「パックジュース(オレンジ・グレープ・アツプル)」を販売しています。

●具だくさんサンドの特徴は、野菜がたっぷり入っていること。ヘルシーでボリュームがあり満足感も高い!

具だくさんサンドは下記の6種類

1 焼肉サンド~甘辛ソースのロース焼肉にたっぷり野菜をサンド

2 Wたまごサンド~たまごサラダにゆでたまごをサンド

3 チキンチリサンド~サラダチキンにサルサソースを加えてスパイスーに仕上げたサンド

4 タコスサンド~タコスをベースにチーズと野菜をたっぷりサンド

5 野菜ハムチーズサンド~たっぷり野菜にクリーミードレッシングとロースハムとチェダーチーズをサンド

6 週替わりサンド(水・木)~販売日当日にショーケースに並ぶお楽しみサンド

●フルーツサンドの特徴は、甘さ控えめの“豆乳ホイップクリーム”を使うことで、ジューシーなフルーツの味が引き立ち、罪悪感なく美味しく食べられること! 砂糖の量はフルーツにより調整しています。

フルーツサンドには旬のフルーツを使うので、時期によりフルーツは替わります。2月17日の取材日は、「いちごサンド」(いちごは“とちあいか”or”紅ほっぺ”)、「フルーツMIX」、「パイナポー&みかん」、「チョコバナナ」の4種類でした。

今後はキウイや黄桃。夏から秋にかけては、シャインマスカットや柿などを使ったフルーツサンドが店頭に並ぶ予定なのだとか。「自分が食べたい、美味しいと思ったサンドイッチを皆さんに召し上がっていただきたいです」と樫さん。どんなサンドイッチが登場するのか今から楽しみですね。

  • 入り口正面には、サンドイッチがズラリと並ぶショーケースがある。

    入り口正面には、サンドイッチがズラリと並ぶショーケースがある。
  • 入り口左手には地域情報を集めたボードが。 

    入り口左手には地域情報を集めたボードが。 
  • 入り口右手にはイートインスペースも。

    入り口右手にはイートインスペースも。
  • アートな“千客万来”。

    アートな“千客万来”。
  • 取材日の「本日のメニュー」表。

    取材日の「本日のメニュー」表。
  • コーヒーなどのドリンクも販売。

    コーヒーなどのドリンクも販売。
  • 「具だくさんサンドイッチ」のメニュー表。

    「具だくさんサンドイッチ」のメニュー表。

地域を応援するサンドイッチ店

「このお店をオープンするに当たり、前の職場の方々をはじめ、友人や地域の皆さんに、とてもお世話になりました。また、オープン後も応援やお声がけいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、地域の皆さんに喜んでいただける手作りサンドイッチを作りながら、本八幡界隈を盛り上げたい! 地域を応援したいと思っています」と、「三度Which?」の樫さん。

その思いのひとつとして、店内には地域情報を集めたボードがあります。現在は、お薦めのお店のショップカードやチラシが貼ってありますが、例えば、少年野球チームのメンバー募集といった情報なども貼ることができるそうなので、希望する方は樫さんに相談してみてください。

日によりますが、サンドイッチはだいたいオープンから1時間半ほどで完売になることが多いようです。予約はできない行列必至のお店なので、購入を希望される方は早めに来店することをお薦めします。

  • フルーツサンドの「フルーツMIX」(左)と「いちごサンド」(右)。

    フルーツサンドの「フルーツMIX」(左)と「いちごサンド」(右)。
  • 「Wたまごサンド」(左)と「野菜ハムチーズサンド」(右)。

    「Wたまごサンド」(左)と「野菜ハムチーズサンド」(右)。
  • 「三度Which?」のチラシ。

    「三度Which?」のチラシ。

【DATA】

三度Which?(みたびウィッチ)

  • 住所:市川市八幡3-27-7
  • 時間:水・木・金・土11:00~16:30 ※但し、売り切れ次第終了。
  • 料金:サンドイッチは1個税込み500円前後
  • mitabi.which3277@gmail.com
  • 休み:日曜日・月曜日・火曜日 
  • ホームページ:https://www.instagram.com/mitabi.which/
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