曽谷・宮久保エリア
おうち居酒屋 たのし家(や)
市川市曽谷5-15-2
自宅のように寛げる曽谷5丁目にオープンした居酒屋
今年(2024年)の11月11日(月)に、山王公園近くにオープンしたのが、「おうち居酒屋 たのし家」。ブルーの軒先テントに大きく書かれた店名と電話番号。開店時間になると提灯に明かりが灯り“一寸一ぱい お氣軽に”の文字に引き寄せられ、立ち寄りたくなります。
オーナーは塗装業を営む工藤徹也さんと妻の由紀さん。工藤さんが飲み歩いているうちに、いつか自分で飲食店ができたらいいなと思っていたそうです。そんななか、工藤さんがよく通っていた本八幡にある居酒屋で働いていたのが上野真樹さんで、今回「おうち居酒屋 たのし家」の店長として一緒に働くことになったのだとか。店名を考案したのは上野さんで“楽しい我が家のような雰囲気のお店にしたい”という思いは、工藤さんも同じだったことから、この店名に決まったそうです。料理を手掛けるのは上野さん。ホール担当は由紀さん。時々お店に来て、接客を担当するのが徹也さん。
もともと居酒屋だった物件を居抜きとして購入し、塗装業の技術を活かし内装などを変えて新しくオープンしたのが「おうち居酒屋 たのし家」。
もともと曽谷エリアは居酒屋が少ない場所だった為、「おうち居酒屋 たのし家」の開店は、近隣に住む皆さんが心待ちにしていたようです。しかも、アットホームな雰囲気で居心地が良く、酒のあても最高とあって、オープンわずか1カ月にもかかわらず、常連さんが増えています。
店内に入ると、正面にカウンター席、左手奥にテーブル席が。その右手には座敷席があります。1人飲みの方にはカウンター上にテレビがあるので退屈しません。座敷席もあるので、子ども連れのファミリー層でも利用しやすいのがいいですね。もちろん、座敷席で宴会もできます。
酒のつまみがとにかく美味しい!デザートも本格的
取材日に注文したのは2品。ひとつは「刺身5点盛り」。刺身は仕入れにより内容が変わるのですが、この日はタコ・ブリ・マグロ・サーモン・ホタテでした。どれも切り身が大きいのが嬉しい。もうひとつは「かしら刺し」。豚の頭(カシラ)の部位を低温調理し、ニンニク、生姜、ポン酢、胡麻、胡麻油で和えた料理。
コリコリとした食感があり、お酒が進みます。
メニュー表をよく見ると「大根の唐揚げ」という料理を発見! 上野さんにどんな料理か伺うと、大根を幅2cmぐらいのいちょう切りにして、白だしで煮出してから油で揚げたものなのだとか。
また、「あぼとんステーキ」(1400円)というメニューもありました。“あぼとん”を調べてみると、飼料にアボカドオイルを加え、ストレスを軽減した快適な環境と放牧スタイルで大切に育てたブランド豚のこと。肉質は柔らかく旨みに富んだ栄養価の高い食材だそう。「おうち居酒屋 たのし家」に来たら注文すべき逸品でしょう。
他に「もつ煮込み」(580円)は、豚のさまざまな部位のホルモンを使い、味噌ベースの汁でピリ辛に仕上げた一品。居酒屋定番の人気メニュー「鶏のからあげ」(590円)もあります。グランドメニューの他にも「たのし家 本日のおすすめ」として、日替わりで10種類ほど用意しています。
そして、驚くのが居酒屋でありながらデザートにも力を入れている事。デザートは、「アイスクリーム」(350円)を含み全5種類。「濃厚プリン」(420円)、「ガトーショコラ」(580円)、「濃厚抹茶ガトーショコラ」(580円)、「米粉のシフォンケーキ」(480円)があり、工藤さんイチオシのデザートは、「濃厚抹茶ガトーショコラ」。飲んだ後の〆にスイーツもぜひ。
「“おうち居酒屋 たのし家”は、オープンしたばかりなので、これから店内で流す音楽や提供する料理など、お客様の意見などを参考にしながら、臨機応変に変えていきたいと思っています。店名の通り楽しい我が家のように、会話を楽しんでください。ここに来れば、きっと気の合う仲間に会えますよ」と工藤さん。「おうち居酒屋 たのし家」から、ますます目が離せません!
お店へのアクセスは、バスの場合はJR総武線市川駅北口から京成バスの市42「医療センター入口」行きに乗車し約13分。「曽谷公民館」で下車、徒歩約7分です。
【DATA】
おうち居酒屋 たのし家(や)
- 住所:市川市曽谷5-15-2
- 電話番号:047-371-9722
- 時間:16:30~23:00(L.O.22:30)
- 休み:木曜日 ※但し2024年12/30~2025年1/2は休み
- ホームページ:https://www.instagram.com/p/DCOcoEoP63i/