八幡・菅野エリア
FOODICAL HEROES(フーディカルヒーローズ)
市川市南八幡3-23-1 吉田マンション1F
フィラデルフィアのソウルフード “チーズステーキサンドイッチ”を味わえる本八幡の人気店
JR総武線八幡駅から約5分、都営新宿線八幡駅から徒歩約6分の場所にあるのが、「FOODICAL HEROES(フーディカルヒーローズ)」。赤い軒先テントとフラミンゴのイラストが目を引くこのお店は、チーズステーキサンドイッチの専門店。お店に近づくにつれ、肉が焼ける香ばしいにおいに自然と引き寄せられます。
オープンしたのは2018年8月24日。オーナーシェフは髙山真一さん。
“チーズステーキサンドイッチ”は、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィア発祥のソウルフードで、炒めた薄切り牛肉と玉ねぎととろけたチーズを長いパンに挟んだサンドイッチのこと。
髙山さんは以前、アメリカのメッセンジャーバックを作る「リロードバゲージ」の商品を日本で輸入し、卸と販売を行う会社に勤務していたそうです。そのリロードバケージがあった場所がフィラデルフィア。出張にいくたびに、“チーズステーキサンドイッチ”を食べていたそうです。
帰国するたびに、チーズステーキサンドイッチはとても美味しいけれど、日本では食べることができない為、誰か日本でお店を始めないかなと、当時は他人事のように思っていたそうです。
その後、世界中でコロナが蔓延し、人と直接会うことが制限される時期が続くなかで“人と出会いたい”という思いが強くなり、“人と出会える場所”として、飲食店を始めようと思ったのがきっけなのだとか。それでも、最初からチーズステーキサンドイッチ専門店を始めようと思ったわけではなく、色々考えるなかで、日本ではまだ誰もチーズステーキサンドイッチのお店を出していないことを思い出し、日本中・世界中の人とのコミュニケーション・ツールとして、チーズステーキサンドイッチ専門店を始める事を決めたそうです。
「フーディカルヒーローズに来て、空間と時間を楽しんでほしい」と、髙山さん。
店内には、所々にフラミンゴをモチーフとしたグッズが置いてあります。お店のイメージキャラクターを“フラミンゴ”にした理由を髙山さんに聞いてみました。千葉出身の髙山さんが幼少の頃よく遊びに行ったのが、千葉県勝浦市にあった「滑川アイランド」(2001年に閉園)というレジャー施設。特にフラミンゴショーが有名で、子どもの頃に見た美しいフラミンゴの姿が、今でも印象に残っていることから決めたのだとか。
フーディカルヒーローズの店内に入ると、陽気な音楽が流れています。常連さんと、髙山さんやスタッフさんとの会話が楽しく、皆さんリラックスして食事を楽しむ雰囲気は、とても居心地のいいものでした。
- ひとつひとつの食材にもこだわるフーディカルヒーローズ。赤身と脂身のバランスがよい“牛肩ロース肉”を仕入れ先の肉屋さんで超薄切りにカットしてもらったものを使う。酸味と甘みのバランスの良い“完熟トマト”、質の良い“玉ねぎ”。どれも鮮度の良いものを使う。
- 東京・瑞江にある人気のパン屋「コーデュロイ」に特注しているオリジナル・パン。程よい噛み応えがありながら食べやすく、チーズステーキサンドイッチとの相性抜群!
- オーナーの髙山さんが、注文を受けてから1つずつ丁寧に手早く焼き上げていく。写真は、牛肉・玉ねぎ・ベーコン・パイナップル・チーズをサンドした「ハワイアンチーズステーキサンドイッチ」(1280円)。
メニューは全7種類! 一度食べたらヤミツキになる魅惑の味を体験してみて!!
フーディカルヒーローズを初めて訪れたときは、「マッシュルームチーズステーキサンドイッチ」をオーダーしました。手に持つとずっしりとした重みがあり、一瞬、食べきれるかな?と思いましたが、食べ進めると食べやすく、何より美味しいので1個ペロリと完食していました。上質な牛肉の旨味、シャキシャキ感がありつつ甘みも兼ね備えた玉ねぎの味に、マッシュルームと、とろけたチーズがからみ、それとパン自体にほのかな甘みがあるので具材とよく合います。
それもそのはず、このパンは、東京・瑞江にある人気のパン屋さん「コーデュロイ」がチーズステーキサンドイッチに最適なパンとして、特別に作られたものなのだとか。フィラデルフィアで人気の老舗のチーズステーキサンドイッチ店のパンは、ハード系のものが多いそうですが、「それよりも食べやすいパンにしたかった」と、髙山さん。その要望に応えるべくコーデュロイのパン職人さんが開発したのが、歯切れの良さを最大の特徴とした現在のパン。しかも毎回、水の量や発酵時間などを調節し少しずつ変化を加えて作るこだわりよう。
フーディカルヒーローズのチーズステーキサンドイッチを食べるときは、最初にギュッと上からサンドイッチを潰します。こうすることで、サンドされたすべての具材を一度に頬張ることができると共に、サンドイッチの醍醐味も感じられます。すべての具材が口の中で一体となって「旨っ!」という言葉が自然と口をついて出てしまうサンドイッチなんです。その味が忘れられず、後日、訪れたときは「ハワイアンチーズステーキサンドイッチ」を注文しました。
チーズステーキサンドイッチは、定番の「チーズステーキ」(880円)の他に、「マッシュルームチーズステーキ」(1180円)、「ピーマンチーズステーキ」(1080円)、「ハラペーニョチーズステーキ」(1180円)、「ガーリックチーズステーキ」(990円)、パイナップルをサンドした「ハワイアンチーズステーキ」(1280円)、「ベーコンレタストマトチーズステーキ」(1480円)の全7種類。すべてのメニューにフライポテトが付いています。
トッピングは「ビーフ増し」550円、「チーズ2枚追加」・「ハラペーニョ追加」各200円、「チーズ1枚追加」・「玉ねぎ追加」・「レタス追加」・「トマト追加」・「パイナップル」各150円、「ベーコン追加」250円。
サイドメニューには「フライポテト」400円、「フレンチフライズ フラミンゴ スタイル」680円、「バッファローチキンウィング」・「チキンナゲット」各500円もあります。
ランチタイムのスペシャルドリンクは、「コカコーラ」・「ジンジャーエール」・「ファンタグレープ」。「オレンジジュース」・「ウーロン茶」各300円を用意。
アルコールドリンクは「サッポロ黒ラベル生ビール」600円の他、缶のクラフトビールは700円~。チーズステーキサンドイッチに合う、クラフトビールの種類も豊富です。
また、フーディカルヒーローズのコーヒーは、「BICYCLE COFFEE Tokyo」の豆を使ています。BICYCLE COFFEE Tokyoでは、生産者・自然環境に配慮した農園で栽培され、フェアトレードによって取引された最高品質のサステイナブルコーヒー豆を仕入れています。そして、オーダー毎にその都度、東京で焙煎した新鮮な豆を自転車で毎週デリバリーしています。鮮度と焙煎技術が大きく味に左右するコーヒー。フーディカルヒーローズのコーヒーが美味しい理由に納得。
フーディカルヒーローズでは、イートインはもちろん、全品テイクアウトもできます。テイクアウト常連のお客様も多く、営業時間内でも売り切れ次第終了となります。
一度食べると不思議とまた食べたくなる、記憶に残る「フーディカルヒーローズ」のチーズステーキサンドイッチ! 足を運んでフィラデルフィアのソウルフードを味わってほしいです。
- 料理とドリンクのメニュー表。オリジナルTシャツも販売!
- 「コカコーラ」300円。懐かしの瓶タイプ。
- 「マッシュルームチーズステーキ」1180円。お好みでケチャップやマスタードをかけても。
- 高品質なオーガーニックのコーヒー豆を使用した珈琲店「BICYCLE COFFEE Tokyo」の「ホットコーヒー」450円。アイスコーヒー(450円)もある。
- 「チーズステーキサンドイッチ」880円。
- 程よい辛さがお好みの人には「ハラペーニョチーズステーキサンドイッチ」(1180円)がお薦め。ハラペーニョは、鷹の爪やハバネロに比べると辛さは比較的マイルド。
- 「チーズステーキサンドイッチ」(880円)に「トマト」(150円)を追加でトッピング(1030円)。
【DATA】
FOODICAL HEROES(フーディカルヒーローズ)
- 住所:市川市南八幡3-23-1 吉田マンション1F
- 電話番号:なし
- 時間:月~金12:00~15:00、17:00~21:00 ※木曜日は11:00~15:00のみ 土日祝日12:00~18:00 ※完売で閉店あり
- 休み:火曜日 ※臨時休業日あり SNSの営業カレンダーにて要確認
- ホームページ:https://www.instagram.com/foodicalheroes