曽谷・宮久保エリア
おっぽのおでん
市川市曽谷8-2
ちょい飲みもできる16時オープンの“おでん屋さん”
今年(2024年)の11月10日(日)にオープンしたのが、「おっぽのおでん」。お店を切り盛りするのは、曽谷5丁目で「eco shop おっぽのお」を運営する牛尾律子さん。“おっぽのお”のオーナーの牛尾さんが手掛ける“おでん屋さん”なので、店名が「おっぽのおでん」。もちろんトレードマークは、牛が振り向いた姿が愛らしい“おっぽちゃん”です。
曽谷8丁目でおでん屋さんを始めようと思った理由を伺うと、「最近、『eco shop おっぽのお』の周辺がとても静かになってしまったので、何か地元を盛り上げる方法はないか?と考えるなかで、これからの季節、冬といえば温かい“おでん”であることを思いつきました。その最中、知り合いでもあり、買い物に行っていた八百屋さんの建物が気になり、以前から気になっていた建物とおでんが結びつき、この場所でおでん屋さんを始めました」と、牛尾さん。
木造のレトロな建物なので、その雰囲気に合うようにとBGMは昭和のヒットソングやアニメの主題歌。レコードプレイヤーが手元にあったこともあり、ドーナツ盤のレコードを購入して、営業時間になると店内で懐メロを流しています。
おでんだねは、日替わりで約18種類。こんぶ・人参各80円、かぶ・ごぼう巻・たまご・大根・ちくわぶ・はんぺん・さつまあげ・つみれ・シャウエッセン・厚揚げ・しらたき・れんこん・がんも・こんにゃく各120円、牛すじ・もち巾着・つくね各180円。野菜はお隣の八百屋さんから仕入れているので鮮度抜群。「人参」などは、大きさにより120円になるなど値段が変わります。ほとんどの具材が120円で、「牛すじ」と「もち巾着」が180円、「つくね」は時々、販売するそうです。
牛尾さんの作る「おでん」は、やさしい味なので汁まで飲み干せます。具材に出汁の味がしっかり染み込んでいてとても美味しいおでんです。
開店して間もない頃、ご近所に住んでいる方が鍋持参で来店し、家族の人数分、購入されたこともあったそうです。開店時間の16時を過ぎると、おでんのにおいに誘われて「ここで、おでんを売っているの?」とか、「お店で食べることもできるのね」など、声をかけたり、おでんを見に来たりする人が何人もいました。これから寒くなると、ますます「おっぽのおでん」のファンは増えそうですね。
おでんは、ヘルシーな具材も多く、子どものおやつ代わりにもなるので、お薦めです。
おでんの他に、乾きもののおつまみも販売しています。子ども向けには、駄菓子も売っています。また、飲み物はビール・男梅サワー・日本酒(ワンカップ)各350円、氷結レモン・ハイボール各300円、コーラ・ラムネ各200円、ペットボトル150円・紙パックのジュース各100円で販売しています。
来春は満開の桜並木を愛でた後、おでんはいかが?
「おっぽのおでん」は期間限定のお店としてオープンしているそうです。「おっぽのおでん」のすぐ近くにある、市川市立曽谷小学校の前の通りが、桜並木になっていて、桜の開花シーズンには満開の桜を愛でることができるのだとか。「おっぽのおでん」は、来春の桜の開花時期となる3月末頃までの営業を予定しているそうです。
「レトロな雰囲気を楽しみながら、美味しおでんを召し上がってください」と、牛尾さん。お店へのアクセスは、JR総武線市川駅北口から京成バスの「国分高校行き」に乗車し、「曽谷春雨橋」で下車、徒歩約2分です。
【DATA】
おっぽのおでん
- 住所:市川市曽谷8-2
- 電話番号:080-1128-7473
- 時間:16:00~21:00 ※マルシェ出店の為、休む場合もあるので、営業日は店内カレンダーか公式SNSで要確認
- 休み:水曜日・木曜日
- ホームページ:https://x.com/ecoshop564