The O.C(ジ・オーシー)

素材にこだわったスイーツで口福なカフェタイムを

JR総武線本八幡駅南口から徒歩約6分の場所にあるのが、2020年12月1日にオープンしたパティスリー「The O.C」。店名は人気の高級ビーチ・リゾート地として知られる、カリフォルニア州“オレンジカウンティ”から命名したのだとか。

店内には、素材にこだわったケーキ(約12種類)や焼き菓子がたくさん並んでいます。数々のコンクール受賞歴を持つ、東陽町の「Pâtissier & Boulangerie HARU」の長谷川哲夫シェフが、チーズケーキや焼き菓子、長時間発酵のミニ食パンのレシピを手掛けているそうです。すべての商品に、北海道産バターを使っています。また、商品により、濃厚で甘みのある那須御養卵や3種類をブレンドした生クリーム、旬のフルーツを使用。各地から厳選したもので手作りする体にもやさしいスイーツは、ひとくち食べると口福に満たされます。

「The O.C」の看板商品である“チーズケーキ”は、常時7種類。チーズケーキには、塩味と口どけのバランスが丁度良い、フランス産のkiriのクリームチーズをメインに、それぞれ種類の異なるチーズを加えて違う味わいのチーズケーキに仕上げています。因みにチーズケーキの人気第1位は「ニューヨークチーズケーキ」、2位は「フロマージュセゾン」、3位は「スフレフロマージュ」なのだとか(2024年6月時点)。

取材日には季節限定の「レモンのレアチーズケーキ」をいただきましたが、甘過ぎず爽やかな味わいで、私には丁度良いサイズ感でした。これだけ素材にこだわっているにも関わらず、普段使いできる価格である点も嬉しいです。

「The O.C」で、年間1万本売れているのが「コルネ」。サクサクのデニッシュ生地の中に、カスタードクリームに生クリームを合わせた“ディプロマットクリーム”をつめた、程よい甘さのスイーツに。一度食べるとまた食べたくなるリピーター続出の逸品です。

数量限定でミニサイズの超時間醗酵食パン「パンドミ」も大人気。毎週、月・木・金・土・日の11時30分から12時の間に焼き上がりますが、14時ぐらいには完売となることが多いそうです。売り切れ必至の商品なので、購入希望の場合は予約が確実。他にも、カレーパンや水曜日限定のクロワッサンも好評です。

焼き菓子のマドレーヌやリーフパイ、フィナンシェ、クッキーは30種類以上を取り揃えています。ギフトボックス(有料)もあるのでプレゼントやお土産にも重宝します。誕生日や記念日、クリスマス用などのホールケーキも種類豊富で、オリジナル・ホールケーキのオーダーもできます。

2階のテラス席でカフェタイムも楽しめる

「The O.C」では、2階のテラス席で、1階で購入したスイーツやドリンクをいただくこともできます。

メニューには、ケーキやコーヒーなどのドリンクの他に、パフェの「イチゴのショートケーキ」・「プリンアラモード」・「濃厚チョコレート」の全3種類(各968円)も用意。オーダーは1階、2階で引き渡しとなります。パフェの販売時間は13時から17時。テラス席は19時30分まで利用できます。夏季限定で「かき氷」も販売するそうです。

「The O.C」のテラス席で、美味しいケーキやパフェをいただきながら、ゆっくりとカフェタイムを過ごしてみては？