八幡・菅野エリア

なか川 東風庵

市川市八幡3-7-18-1F

  • JR本八幡駅北口にある「なか川 東風庵」の建物。

    JR本八幡駅北口にある「なか川 東風庵」の建物。
  • 美しい習字の行書体で書かれた「なか川 東風庵」の看板。

    美しい習字の行書体で書かれた「なか川 東風庵」の看板。
  • 入り口は階段を降りた奥にある。

    入り口は階段を降りた奥にある。
  • 入り口横の塀には、お薦め料理が写真付きで紹介されている。

    入り口横の塀には、お薦め料理が写真付きで紹介されている。
  • 店内の手前はカウンター席。

    店内の手前はカウンター席。
  • カウンター席からは、石灯籠が置かれた坪庭を眺められる。

    カウンター席からは、石灯籠が置かれた坪庭を眺められる。
  • 奥は左側がテーブル席、右側は掘り炬燵席になっている。

    奥は左側がテーブル席、右側は掘り炬燵席になっている。

伝統の豆腐料理の味と職人技が光る創作日本料理店

JR総武線本八幡駅北口から徒歩2分、京成八幡駅から徒歩3分の場所に店を構えるのが「なか川 東風庵」。オープンしたのは2004年。店主は中川省一さん。中川さんは、昭和初期から続く老舗豆腐店『中川屋豆腐店』の三代目。調理師学校を卒業後、和食の道へ進み、長年、板前として厨房で腕を磨いたそうです。

その後、豆腐屋の将来を見据え、豆腐を販売するだけでなく、こだわって作った豆腐料理を提供する店を建てることを決意し、1997年に「豆富料理 割烹 なか川」をオープン。しかし、この店の経営は他者に譲り、2004年に新に「なか川 東風庵」をオープンし、現在に至るそうです。

「なか川 東風庵」は、素材の良さと職人技が随所に光る創作日本料理店。三代目として省一さんが「中川屋豆腐店」を引き継いだ時に、まず、大豆の種類を佐賀県の国産大豆「フクユタカ」100%に替えたそうです。地下100mから汲み上げた井戸水を軟水機に通して使っています。それに、天然のにがりを加え、江戸時代からの変わらぬ製法でつくられるのが、中川屋豆腐店の“自家製豆富”です。

食材のこだわりは他にもあります。千葉県上総地区産の銘柄牛“かずさ和牛”を使ったローストビーフは人気の逸品。きめ細かく柔らかな肉質とサシのバランスが絶妙で、口の中に旨味が広がります。また、鮮魚は房州勝山漁港から直送された旬のものを使い刺身などで提供しています。

中川さんは、千葉県ふぐ連盟の理事と市川支部長 技能委員長を務めています。

一般消費者に対するふぐの普及宣伝や、正しいふぐ食の普及啓蒙、ふぐの取扱及び調理・料理技術に関する研修会・講習会なども行うそうです。「なか川 東風庵」では、ふぐのプロである中川さんが調理する養殖や天然とらふぐを使った「ふぐ懐石」(冬季限定)も味わえます。

ランチは全3種類(取材時時点)。

①「豆富御膳」1500円(本日のお豆富・おからの旨煮・滝川豆富と生湯葉の刺身・豆富の二色田楽・本日のサラダ・本日の揚げ物・白米・お味噌汁・香の物・ドリンク)

②「釜めし御膳」1680円(本日のお豆富1種類・生湯葉のお刺身・本日のサラダ・さくら海老の窯めし・お味噌汁・香の物・ドリンク)

③「限定創作御膳」2300円(前菜/本日の寄せ豆富・白魚の唐揚げ・本日のお浸し、お造り/白身魚のカルパッチョ バルサミコ酢ドレッシング、メイン料理/豚バラと新玉葱と揚げ出し豆富のトマト煮、食事/新竹の子と油揚げの御飯・お味噌汁・香の物・ドリンク)

ランチの内容は1カ月毎に替わり、席利用時間は1組100分まで。予約は前日の20時までです。

ディナータイムは、自家製豆富料理をはじめ、鮮魚や肉料理などの一品料理の他に、コース料理を用意。「豆富づくしコース」全7品4500円、「豆富会席」全7品5000円、「豆富会席」全9品7000円、「豆富会席」全9品9000円、「特別会席」12000円。利用人数や予約締め切り、料理の内容については、直接お問い合わせください。

「こだわりはたくさんありますが、一番のこだわりは「新鮮な美味しさ」を大切に、手を抜かずに本気で料理を作ることです」と話す、中川さんの笑顔が印象的でした。

  • 絹・胡麻・木綿の3種類が2カンずつ入った「三種の湯豆富(6カン)」770円。

    絹・胡麻・木綿の3種類が2カンずつ入った「三種の湯豆富(6カン)」770円。
  • 作りたての美味しさは格別。柔らかな食感を楽しめる「くみあげ湯葉」。

    作りたての美味しさは格別。柔らかな食感を楽しめる「くみあげ湯葉」。
  • わさび醤油でいただくのがお薦め「生湯葉の刺身」850円。

    わさび醤油でいただくのがお薦め「生湯葉の刺身」850円。
  • 生湯葉の料理の一例。

    生湯葉の料理の一例。
  • 「かずさ和牛のステーキ」2400円。

    「かずさ和牛のステーキ」2400円。
  • 「お刺身の盛り合わせ」一人前1500円~。

    「お刺身の盛り合わせ」一人前1500円~。
  • ランチの「限定創作御前」2300円。写真の他にドリンクとデザートも付く。

    ランチの「限定創作御前」2300円。写真の他にドリンクとデザートも付く。
  • こだわりの日本酒や本格焼酎も豊富。

    こだわりの日本酒や本格焼酎も豊富。
  • 「豆乳プリン」や「杏仁豆腐」などのデザートもある。

    「豆乳プリン」や「杏仁豆腐」などのデザートもある。

店内では豆富や湯葉にオリジナルスイーツも購入可能

「なか川 東風庵」では、食事だけでなく店内で商品を購入することもできます。自家製豆富や湯葉をはじめ、豆富や豆乳を製造する過程でできた副産物の“おから”などを使った豆乳ドーナツも開発! 軽くてヘルシーと好評です。店内販売時間は、10~22時で、売れ切れ次第、終了となっていますので、お食事で気に入り買って帰りたいと思った方は、お早めに確認を。“豆乳ドーナツ”は、今後キッチンカーでの販売も考えているそうです。中川さんのパワフルな行動力と柔軟な発想から目が離せません。

大豆を原料とする豆腐には植物性たんぱく質が豊富に含まれています。1日に必要なたんぱく質の量は成人男性で65g、成人女性で50gが推奨されていますが、もめん豆腐1丁(約300g)には、およそ20gものたんぱく質が含まれています。

また、必須脂肪酸であり、善玉のHDLを増やす“リノール酸”や、日本人に不足しがちなミネラルである“カルシウム”、若返りのビタミンと言われる“ビタミンE”も豊富。

美味しい「なか川 東風庵」の自家製豆富で、栄養補給もできれば嬉しいですよね。寒い季節は「湯豆腐」で、暑い季節には「冷奴」などで、さっぱり食べられるお豆富。ランチ営業もしています。本八幡駅近くにある「なか川 東風庵」お薦めです。

  • ふぐ免許も取得する中川さんが、イベントで腕前を披露。

    ふぐ免許も取得する中川さんが、イベントで腕前を披露。
  • 「なか川 東風庵」では、中川さんが捌いた、透き通ったきれいな「フグの刺身」も味わえる。

    「なか川 東風庵」では、中川さんが捌いた、透き通ったきれいな「フグの刺身」も味わえる。
  • 中川さんが、料理教室で作った「アクアパッツァ」、「芹のお浸し」、「芹の根の天ぷら」。

    中川さんが、料理教室で作った「アクアパッツァ」、「芹のお浸し」、「芹の根の天ぷら」。
  • 店内で豆富類を販売中(10:00~22:00)。「絹ごしとうふ」・「木綿とうふ」一丁各250円、「胡麻と豆富」・「寄せ豆富」一丁各300円、「季節の寄せ豆富」350円、「とろとろ豆富」300円、「生湯葉」1パック600円、「豆乳」200ml 1本230円。

    店内で豆富類を販売中(10:00~22:00)。「絹ごしとうふ」・「木綿とうふ」一丁各250円、「胡麻と豆富」・「寄せ豆富」一丁各300円、「季節の寄せ豆富」350円、「とろとろ豆富」300円、「生湯葉」1パック600円、「豆乳」200ml 1本230円。
  • 店内でヘルシーなスイーツ「豆乳ドーナツ」(3個入り250円、4個入り320円)も購入できる。

    店内でヘルシーなスイーツ「豆乳ドーナツ」(3個入り250円、4個入り320円)も購入できる。
  • 「なか川 東風庵」の店主・中川省一さん。

    「なか川 東風庵」の店主・中川省一さん。

【DATA】

なか川 東風庵

  • 住所:市川市八幡3-7-18-1F
  • 電話番号:047-322-3130
  • 時間:水~日11:30~14:30(LO13:45) 、17:00~23:00(LO22:00) 商品販売時間10:00~22:00
  • 休み:月曜日・火曜日
  • ホームページ:https://www.nakagawaya-tofu.co.jp
KEIWA-NET CLUB 4つのメリット

  • 会員限定未公開物件が満載
  • 自動入力でカンタン資料請求
  • 新規物件をリアルタイムで更新
  • 値下げ物件をいち早くお知らせ
現在掲載中