行徳・南行徳エリア

南行徳ボードゲームカフェかぴばら堂

市川市欠真間2-20-4 1F

南行徳の住宅街にある路面店「南行徳ボードゲームカフェかぴばら堂」。
“カフェ”利用も“見学”も大歓迎！
“駄菓子詰め放題”は100円。
初心者や交流を対象とした”カタン会”と”ドミニオン会”も開催中。

ボードゲームを200種類以上用意！１人でも気軽に遊びに行けるボードゲームカフェ

東京メトロ東西線南行徳駅北口から徒歩約10分の閑静な住宅街にあるのが、

「南行徳ボードゲームカフェかぴばら堂」。オーナーは草摩りょうさん。愛らしいキャラクターの“カピバラさん”好きな草摩さんが営む、ボードゲームが楽しめるカフェです。草摩さんは、もともと3年ほど前に趣味でボードゲームのオフ会を主催していたそうで、その後、2022年11月30日にこのお店をオープンしたのだとか。

路面店でガラス張りなので、中の様子がよく見えて誰でも入りやすいので安心です。「南行徳ボードゲームカフェかぴばら堂」には、小学生ぐらいのお子さんを連れた親子やカップル、女性1人で来店する方が多いそうです。

1人で来店しても卓上に“相席OK！”のカピバラさんスタンドがあれば、ゲームに参加できます。

また、店頭の看板にあるように、どんなボードゲームがあるのか、どんな雰囲気なのか知りたいという方のために「見学」のみも歓迎しているそうです。これは有難いですね！

「南行徳ボードゲームカフェかぴばら堂」は、時間制・ワンドリンク制。入店後、受付でドリンクを注文し、席に着いたら時間スタート。料金は帰る際、一番安いプランが適用されます(料金やドリンクについての詳細はホームページを参照)。店内には駄菓子コーナーがあり、「駄菓子詰め放題」は100円、「駄菓子食べ放題」は500円です。因みに、食べ物のデリバリーはできます。

店内に“連絡事項”が掲示されているので、来店者の皆さんが楽しく過ごせるように、よく読んで内容を理解したうえでルールを守って利用しましょう。

店内には現在(2023年4月時点)約200種類のボードゲームがありますが、今後、数を増やしていくそうです。ボードゲームの種類は、5分ほどで完結するような初心者向けのものから、1時間以上かかる難易度の高いゲームまでさまざま。世界各国でつくられた人気のあるゲームの日本版がたくさん！　中には、「マーダーミステリー」という、殺人事件を題材にした推理ゲームもあるそうです。犯人を見つけることができるか、関係性や疑惑を暴けるのか、どんな結末にたどり着くかも含めて、全ては参加する人たちの行動次第という1度限りのゲームもあります。

「南行徳ボードゲームカフェかぴばら堂」で、特に人気の高いボードゲーム３つを教えていただきました。

●①【ゴブレットゴブラーズ】

昔、紙に書いて友達と遊んだという人も多いレトロな遊び〇×ゲームの進化版。自分の色の駒“ゴブラーズ”というキャラクターを使い、3×3のマス盤面に自色駒の縦、横、斜めの1列を作るため、駒を置いたり、動かしたり、小中大のサイズ差を活かして被せたり、被せを外したりしていく対戦ゲーム。1列に自色のゴブラーズ3個を並べた人の勝ち。昔の〇×ゲームと違うのが、3種類の大きさの違う駒を使うこと。5分ぐらいで勝敗がつき、シンプルなゲームながら、子どもから大人まで何度やっても飽きないと大好評。

●②【カタンの開拓者】

プレイヤーがそれぞれ無人島「カタン島」の開拓者となって、いち早く街を発展させるゲーム。1995年にドイツで発売されて以来、世界中で大ヒット。日本でもさまざまな場所で大会が開催されている。戦略・交渉力・運などあらゆる要素が試される高度なボードゲーム。対象年齢は10歳以上で2～4人でプレイする。プレイ時間は約60分。

●③【マインクラフト:ヒーローズオブザビレッジ】

邪悪な村人・イリジャーの襲撃を阻止するために、参加者全員で協力して必要なブロックを集め防備を固め、村を守るゲーム。プレイヤーごとに異なるペットの能力を活かして急いで作業を進め、イリジャーの襲撃の前に3つの建物を建てれば勝利できる。対象年齢は7歳以上で2～4人でプレイする。プレイ時間は約25分。

他に、店名に近いボードゲーム【カピ原】は、目の前に並んでいる1列のカピバラの上を、子ザルを前進・後退させて、新しいカピバラを列に加えたりしながら、たくさんのかぼちゃをゲットするゲーム。対象年齢は8歳以上で2～4人でプレイする。プレイ時間は約30分。5種類のカピバラや子ザルのイラストが可愛い。

世界大手の玩具メーカー、米国マテル社の日本法人であるマテル・インターナショナル(株)が、ボードゲームが脳血流に与える効果の実証実験を行った結果、スマホゲームで遊んでいるときの脳血流量は一定であるのに対し、「ブロックス」というボードゲームで遊んでいるときはゲーム後半になればなるほど脳血流量が増加し活性化していることが判明したそうです。脳を活性化させるツールのひとつとしてボードゲームは役立ちそうですね！

店内の左側にテーブルがある。
店内右側には、駄菓子やゲーム、マンガ本が並ぶ。
1時間以上のプレイ時間を要するゲーム「じっくり重ゲー」コーナー。
ボードゲームに慣れている方、複雑なゲームにチャレンジしたい方向け「難しめゲーム(ムズゲー)」コーナー。
「初心者にオススメ」のコーナー。
初心者向けゲームには“初心者マーク”が付いている。
「2人用ゲーム」のコーナー。
「おためしマーダーミステリー」は全4種類。プレイヤーは物語の登場人物になりきり、それぞれの立場で話し合いながら物語の謎を解いていく。1度しか遊ぶことができない、自分たちだけの物語を体験できるゲーム。プレイ時間は30分～60分。
店名に類似したゲーム「カピ原」もある。

カフェやレンタルスペース利用も可能！

「南行徳ボードゲームカフェかぴばら堂」は、ボードゲーム遊びを楽しめるお店ですが、必ずしもボードゲームをしなければいけないという決まりはありません。ドリンクをオーダーして、普通にカフェとしての利用ができます。マンガ本も置いてあるので、その間、マンガ本も読み放題です。

それだけではなく「貸し切り」や「レンタルスペース」として、「配信」や「撮影」などの利用もできます。その場合は、24時間いつでも利用可能！「ご要望に合わせて可能な限り対応しますので、いつでも気軽にご相談ください。その場合は、予約制となるため詳細をメール(kapibaradou.bg@gmailcom)、または店舗へ直接お問い合わせください」と、草摩さん。

ママ友が子連れで来店して、子どもたちはゲーム遊び、ママたちはおしゃべりを楽しむという利用もできます。同じ空間で子どもたちの様子を見られるので安心でき、大人も子どももそれぞれ楽しめるのはいいですね。

「おじいちゃんやおばあちゃんがお孫さんと一緒に来店して、ボードゲームを共通の話題にしてもらえるといいなと思います。3世代が一緒に楽しめる場所として、このお店を利用してもらえればと思います」と、草摩さんが笑顔で話してくださいました。