曽谷・宮久保エリア

ダイニング 四季味(しきみ)

市川市宮久保1-1-25

  • 真間川を越えた先の青色の建物の一角にある。

    真間川を越えた先の青色の建物の一角にある。
  • かわいい魚とイカのイラスト入り看板が目印。

    かわいい魚とイカのイラスト入り看板が目印。
  • 店の前には「本日のランチメニュー」が書かれた黒板がある。

    店の前には「本日のランチメニュー」が書かれた黒板がある。

魚の目利きが仕入れた鮮魚で作る料理が絶品! 

本八幡駅から宮久保方面へ向かい、昭和学院中学校・高等学校を左手に見ながら真間川を越えた場所にあるのが「ダイニング 四季味」。創業は2014年(平成26年)12月。女将の金子静子さんが会社を退職した後、友人とオープンしたのが同店。静子さんのご主人である泉さんは豊洲で魚の仲卸の仕事をしており、友人のご主人も鮪の競り人だったそうで、美味しい鮮魚を仕入れることができたことが、定食屋を始めるきっかけとなったのだとか。静子さんと友人はお酒が飲めないことから、当初は定食のみのお店だったそうですが、お客様から「お酒はないの?」とか、「お刺身を食べながらビールが飲みたい」といった要望が多く、開業3ヵ月後ぐらいからお酒も置くようになったのだとか。

泉さんは現在も、豊洲市場内にあるお店に勤めながら、土曜日の夜と日曜日のランチのみ「ダイニング 四季味」で腕をふるっています。魚の目利きが選んだ鮮魚で作る料理は、どれも美味しいと評判で常連客が足繁く通っています。

「四季味」という店名は、実は静子さんとご友人の呼び名の“しい”ちゃんと“きみ”ちゃんから命名し、旬の魚料理が味わえるということから漢字の“四季味”を当てはめたのだとか。とても微笑ましい由来が伺えました。

取材に伺ったのは土曜日でしたが、ランチタイムには、ご夫婦と思われる方が何組も来店し、定食や刺身を食べながらビールを飲んで至福のひとときを過ごしていました。

私は「海鮮ばらちらし丼」をオーダーしました。全ての定食に味噌汁と副菜2品と漬物が付いています。具などの内容は仕入れにより異なります。本日の「海鮮ばらちらし丼」には、鮪の中落ち、平目、イクラ、〆鯖、紋甲イカ、玉子焼き、とびっこが彩りよくトッピングされていました。副菜は「ほうれん草とベーコンと卵の炒め物」と、「人参と牛蒡(ごぼう)の金平」。漬物は「柚子とキャベツと胡瓜の田舎漬け」。味噌汁の具は「豆腐と長ネギと油揚げ」でした。ボリューム満点で昼からコスパのよい贅沢な食事ができて大満足でした。

  • 引き戸を入り左側がカウンター席。

    引き戸を入り左側がカウンター席。
  • 店内にある「四季味」の看板。

    店内にある「四季味」の看板。
  • 入口の右手がテーブル席。

    入口の右手がテーブル席。
  • 店内には「鮮魚の全国主要産地地図」が。

    店内には「鮮魚の全国主要産地地図」が。
  • 旬の魚が分かる水産物卸売業者のカレンダーも。5月は細長い魚の“赤矢柄(アカヤガラ)”。

    旬の魚が分かる水産物卸売業者のカレンダーも。5月は細長い魚の“赤矢柄(アカヤガラ)”。
  • 金子夫妻が犬好きであることもあり、店内には犬のぬいぐるみも置いてある。

    金子夫妻が犬好きであることもあり、店内には犬のぬいぐるみも置いてある。
  • ランチのメニュー表。

    ランチのメニュー表。
  • ドリンクのメニュー表。

    ドリンクのメニュー表。

刺身・フライ・煮魚なんでも美味しい 知る人ぞ知る本八幡の名店!

夜の一品料理も気になり再訪しました。本日のお薦めは「鯨の刺身」。この日は、イワシ鯨という体重がミンク鯨の3倍以上もある鯨の背中の部位をニンニク醤油でいただきました。スジはほとんどなく、身がやわらかで舌の上でとろけるようでした。それと、最近あまり見かけることがなくなった「氷頭なま酢」もあり感激でした。氷頭はサケなどの頭部の軟骨で、氷のように透明であるところからそう呼ばれています。コリコリとした食感が後を引きます。刺身の他に、煮付けやフライもあります。新鮮な魚で作る料理はどれも美味しく、ビールはもちろん日本酒や本格焼酎がすすみます。

お店はカウンター席とテーブル席に分かれています。テレビもあるので一人で来店しても退屈しません。また、店内の至る所に昔からの常連で、イラストレーターである、まさと(岩井正人)さんが描いた、旬の魚介や季節の花をモチーフとした絵てがみがたくさんあります。読むとほっこり和めて楽しいです。

アクセスは、JR 総武線・都営新宿線(A6出口)「本八幡」駅、または京成本線「京成八幡」駅下車、徒歩約16分。バスの場合は、JR本八幡駅から「大町駅」・「高塚」・「東松戸駅」行きに乗車し、約5分「昭和学院」で下車、徒歩約2分。駅からは少し離れていますが、「ダイニング 四季味」に来れば、間違いなく美味しい魚料理を食べられます。女性が一人で立ち寄ってカウンター席で食事やお酒を楽しむ人も多いそうです。地元民に愛される「ダイニング 四季味」は、知る人ぞ知る名店です!

  • ランチの「海鮮ばらちらし丼」漬物と副菜2品と味噌汁付きで1000円。

    ランチの「海鮮ばらちらし丼」漬物と副菜2品と味噌汁付きで1000円。
  • 夜のお薦めメニューは、カウンター席の上にあるホワイトボードで確認を。

    夜のお薦めメニューは、カウンター席の上にあるホワイトボードで確認を。
  • 本日の「刺身定食」の刺身の盛り合わせ。漬物と副菜2品と味噌汁付きで1500円。内容は日により異なる。写真は、紋甲イカ・金華サバ・ヒラメ・本鮪・玉子の盛り合わせ。

    本日の「刺身定食」の刺身の盛り合わせ。漬物と副菜2品と味噌汁付きで1500円。内容は日により異なる。写真は、紋甲イカ・金華サバ・ヒラメ・本鮪・玉子の盛り合わせ。
  • 「銀ダラの煮付」1000円。

    「銀ダラの煮付」1000円。
  • 「魚のフライ」。左から鯵(単品400円)・海老(300円)・大粒牡蠣(400円)。ランチは3種類から2種類が選べる「フライ定食」900円。

    「魚のフライ」。左から鯵(単品400円)・海老(300円)・大粒牡蠣(400円)。ランチは3種類から2種類が選べる「フライ定食」900円。
  • 「天然鮪の刺身」1000円。

    「天然鮪の刺身」1000円。
  • 左が「鯨の刺身」800円、右が「鰊(にしん)のマリネ(手前)・氷頭(ひず)なま酢(奥)」500円、「いいちこ」水割り600円。

    左が「鯨の刺身」800円、右が「鰊(にしん)のマリネ(手前)・氷頭(ひず)なま酢(奥)」500円、「いいちこ」水割り600円。
  • 一人飲みに丁度いいサイズの日本酒、左から「谷川岳」(500ml・500円)、「末廣」(300ml・1000円)、「八海山」(300ml・1000円)と、人気の本格焼酎「薩摩美人(芋)」(1杯600円)。

    一人飲みに丁度いいサイズの日本酒、左から「谷川岳」(500ml・500円)、「末廣」(300ml・1000円)、「八海山」(300ml・1000円)と、人気の本格焼酎「薩摩美人(芋)」(1杯600円)。
  • コースターの柄も“お魚”!

    コースターの柄も“お魚”!
  • 店内の至る所に、イラストレーター・まさとさんが描いた絵てがみがある。

    店内の至る所に、イラストレーター・まさとさんが描いた絵てがみがある。
  • キムチのテイクアウトもできる。このチラシも、まさとさん作。

    キムチのテイクアウトもできる。このチラシも、まさとさん作。
  • 店主の金子静子さん(右)と、夫の泉さん(左)。

    店主の金子静子さん(右)と、夫の泉さん(左)。

【DATA】

ダイニング 四季味(しきみ)

  • 住所:市川市宮久保1-1-25
  • 電話番号:047-712-2672
  • 時間:11:30~14:00、17:30~22:00
  • 駐車場:なし
  • 休み:火曜日、水曜日
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