北方・中山エリア

いちばの駅　Yum-Yum(ヤムヤム)

市川市鬼高4-5-1 市川地方卸売市場内

“市川地方卸売市場”の入り口から駐車場を直進。
「いちばの駅 Yum-Yum」は、“総合卸売センター”と書かれた建物内にある。

市内・県内の美味しいものを取り揃えたセレクトストア

2021年10月13日にオープンしたのが「いちばの駅　Yum-Yum(ヤムヤム)」。JR総武線・都営新宿線の本八幡駅南口から徒歩15～20分、市川地方卸売市場にある総合卸売センターの建物の中で営業しています。店名の“Yum-Yum”は“おいしそう！　おいしい”という意味で、市川市内の美味しいものを集めたセレクトストアです。市川地方卸売市場の中にあるので、なんとなく入りにくいイメージがあるかもしれませんが、「いちばの駅　Yum-Yum」は、とてもアットホームなお店です。

2021年11月末時点での主な取扱商品は以下になります。

●MAMAS TABLE（オリーブオイル）

店舗では50種類以上の風味豊かで高品質なオリーブオイルを取り揃えていますが、その中から厳選して数種類を販売。他にもイタリアンレストランで使われているパスタソースなどもあります。

●アランチャ・ドレッシング

米油など国産食材で作る無添加のカラダにやさしいオリジナルドレッシングを販売。サラダだけではなく幅広い料理に使えます。いちばの駅　Yum-Yumでは、季節限定品や千葉ならではの落花生を使ったドレッシングを販売しています。

●壮健君

市川に因んだものであり、添加物未使用でカラダに良い製品を手作りの自然乾燥で作った乾麺を販売しています。いちばの駅　Yum-Yumでは、梨・しょうが・トマトの3種類の乾麺が購入できます。

●IORI HONEY LAB

オーストラリア産、あらごし低温抽出で非加熱生のはちみつは、栄養たっぷりで自然な甘さ。使い切りの個包装タイプも販売しています。

●いとう商店

千葉県旭市の魚の加工品メーカーの魚やアヒージョを販売しています。魚は圧力をかけて焼いているので骨ごと丸ごと食べられます。

●8m é moire(はちめもわーる)

農家と繋がるお菓子屋さん。美味しい農産物を発掘しその素材を使って丁寧に作られた焼き菓子を置いています。季節ごとにいろいろな味が楽しめます。

●行徳デリキッチン

醗酵食品や糀を使った世界のおかずたっぷりのお弁当をはじめ、米麹酵母パンなどのおやつを店頭販売＆配達しているお店。いちばの駅　Yum-Yumでは、お弁当や糀を使った調味料を販売しています。

●ひとぱん工房

小麦粉・砂糖、油、塩、水を厳選しココロとカラダにやさしい、安心・安全な原材料で作るパンを店舗では種類豊富に取り揃えています。いちばの駅　Yum-Yumでは、週替わりで数種類を販売しています。

お弁当は、水曜日「glut」、木曜日「潤の珈琲」、金曜日「行徳デリキッチン」の商品を販売しています。購入したお弁当やお菓子、パンは店内のカウンター席で食べられます。缶コーヒーなどの持ち込みもＯＫで、ハーブティー・緑茶の試飲もあるのは嬉しいですね。スーパーや量販店よりは少しお値段はお高めですが、それでも美味しくて、カラダによいものであれば買って損はありません。今後、取扱商品も増やしていくそうなので楽しみです。千葉県内や市川市内で人気の商品を店舗に行かなくても、いちばの駅　Yum-Yumで一度に購入できるのは便利です。また、是非立ち寄りたいお店です。

店内にはカウンター席もある。
入口手前のテーブルにお弁当やパンが。奥の棚などに調味料類や加工品など厳選された商品がディスプレイされている。
「MAMAS TABLE」のオリーブオイル(上段右)とパスタ（上）。
「壮健君」の乾麺。左から“市川の梨麺”・“しょうが麺”・“とまとー麺”。
「いとう商店」の焼き魚(上段右)と、たこ・さば・さんまのアヒージョ(上)。
「アランチャ・ドレッシング」のドレッシング。“ナツハゼベリー・ドレッシング”、季節限定“梨のたれ”（上段）と“梨の爽やかドレッシング”（上）。
「IORI HONEY LAB」の“オーストラリア産はちみつ”(個包装)と、瓶詰めの“レザーウッドハニー”・“マカダミアハニー”。
「8m é moire (はちめもわーる)」の“米粉の珈琲クッキー”(手前左)・“米粉のほうじ茶クッキー”(手前右)・“ｗショコラサブレ・ディアマン ”(奥)。
除菌、洗浄、消臭に効果的な99.9％水でできているアルカリ電解水“あるでん”。
「glut」・「潤の珈琲」・「行徳デリキッチン」のお弁当は、10時30分～販売。
「潤の珈琲」のお弁当。
「ひとぱん工房」のパン。
「ひとぱん工房」や「DREAM FOODS(ドリームフーズ)」のパンは9時販売。
取材日は「行徳デリキッチン」の“日替わり世界の醗酵弁当”を購入。糀ジャンボ蒸し焼売、糀カラフルビビンバ、醬油糀炒めにんにく枝豆を彩りよく盛り付けた、見た目にも食欲のわく美味しいお弁当。
「行徳デリキッチン」の“ベトナムラー油”(左)と“グラノーラ”(右)。
メディカルハーブコーディネーターの「mt.pink」さんがブレンドした、ハーブティーの試飲や購入も可能。
グラスやカップ＆ソーサーなども販売している。
「いちばの駅　Yum-Yum」の店長・中川智己さん。

散歩の途中でお宝発見！？　 8店舗が軒を連ねる「市川地方卸売市場」

「市場にはイベント以外の日に一般の人は入れないのでは？」とか、「市川地方卸売市場には、一般の人が買えるお店はないでしょ」と思っている人が多いのではないでしょうか。実は「市川地方卸売市場」には、一般の人でも購入可能なお店が「いちばの駅　Yum-Yum」の他に、7店舗もあるんです。のり・お茶の「かとう園」、包装・容器の「ハヤシダ」、生花の「市川花き」、卵屋の「市川戸田鶏卵」、総合食品卸の「さわ商事」、果物・野菜の「ヤマクニ」、食器・調理道具の「やまと市川センター」と、バラエティーに富んだ商店が店を連ねています。営業時間や営業日はお店により異なるようですが、「いちばの駅　Yum-Yum」に来店した後に、ぐるっと他のお店を回ると、美味しい食材や商品に出会える楽しみもあります。実際、お友達同士で散歩をしながら「いちばの駅　Yum-Yum」に来て、お弁当を購入し店内で食事をした後、建物内のお店を巡り、また「いちばの駅　Yum-Yum」で一休みしてから帰るというお客様もいるそうです。また、最近では、ベビーカーを押しながら来店する若い世代の女性客も増えているのだとか。「市川地方卸売市場」は、一度立ち寄ってみる価値があると思いますよ！

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