行徳・南行徳エリア
天串×和酒 佐香月
市川市行徳駅前4-1-4 建栄ビル1F
“天串”と季節の素材を活かした料理に舌鼓 昼飲みも楽しめる
東京メトロ東西線行徳駅の南口から徒歩約4分の場所にあるのが「天串×和酒 佐香月」です。オープンしたのは2018年8月17日。オーナーであり店長でもあるのが田中陽志さん。
「佐香月」という店名の由来についてメニューに詳細が書いてありました。「佐」は田中さんの故郷が長崎県の佐世保市であることから“佐”を。「香」は料理と日本酒の香りを楽しんでほしいという思いから“香”を。そして、「月」は、田中さんを成長させてくれた、働かせてくれたお店への思いを忘れないために満月の“月”を足して「佐香月」としたそうです。
とても意味が奥深く、文字の並びも美しく響きもいい覚えやすい名前だと思いました。
天串とは、天ぷらを串に刺して食べやすくした料理のこと。「天串×和酒 佐香月」では、食材・てんぷら粉などにこだわり、2種類の油をブレンドして185℃の高温で一気に揚げています。それにより、食材のビタミンやミネラルが壊れることなく栄養素を余すところなくとれるのだとか。ひと口サイズなので、いろいろな種類の天串が食べられます。
席に着くと、おしぼりと共にお手製の“マスクケース”が渡されます。何気ない気遣いが嬉しいですね。
昼から、すべてのメニューのオーダーが可能で、ランチメニューは15時まで注文できます。「鶏かしわの天丼」や「海老と野菜のかき揚げうどん」など6品があります。
ほかにも、2日前までに予約をすれば堪能できる「彩り御膳」や「さかづき御膳」も。
旬の野菜・肉・魚・変わりダネの天串と、種類はいろいろ。定番の一品料理の他にも「季節のおばんざい」メニューがあります。テイクアウトメニューもあるので、「天串×和酒 佐香月」の味を自宅でも楽しめます。
毎月10日は“10(てん)ぷらの日”で、天串1本が10円に。種類・数量限定なので早い者勝ち。昼の時間で売り切れることもあるそうです。
- “健康が一番”“金運の神”などの札や“干支”など、幸運を呼ぶ装飾品も楽しい。
- 壁際に店主お薦めの日本酒の酒瓶がディスプレイされている。
- カウンター席の近くに、日本酒の名刺がストックされている。
- 名刺には、蔵元・お酒の名前・味の特徴が明記されている。
- 千葉県の蔵元MAPも用意。
- 感染症対策も万全! ルールを守って楽しい食事を。
- おしぼりと一緒に“マスクケース”も。
- ランチのメニュー表。
- 天串のメニューの一部。
- 肉・魚・野菜などとにかく天串の種類が豊富。
- 季節の小鉢料理「おばんざい“九種”盛り合わせ」990円。
- 「名物!さつま芋の天ぷら」2切れ190円。
- 「杉玉ポテサラ」420円。
- 「フワッフワな海老マヨ」4個460円。
- 「まぐろユッケ寿司」。
- 天串だけでなく刺身もある。
- 「炙りマグロの食べる行徳ラー油和え」540円。行徳ラー油は、市川の海苔を入れて作っている。
- 千葉県の特産品・落花生。“おおまさり”という品種を使用した「でっかい茹で落花生」430円。
- 「だし巻き玉子」1品6切れ540円、ハーフ300円。
- 季節限定「金目鯛煮つけ」も。
全国各地から厳選された日本酒が味わえる
「天串×和酒 佐香月」は、店名にもあるように日本酒にこだわり、種類豊富に取り揃えているところもお薦めポイントです。
取引している5箇所の酒屋さんから、厳選された日本酒を仕入れています。その数50~70本。年に5回、種類が入れ替わるそうです。秘蔵のお酒が飲めることもあるかもしれません。お猪口を選ぶこともできるそうです。
カウンター席の近くに、日本酒の名刺がストックされていています。名刺には、蔵元・お酒の名前・味の特徴が書いてあり、持ち帰ることもできます。
自分がどの銘柄の日本酒を飲んだのかわかれば、次に来店したときに日本酒を選ぶときの参考になります。実際に飲んだときの感想をメモしておくのも良いかもしれません。もちろん、日本酒に迷ったときは、日本酒に詳しい田中さんやスタッフの方に自分の好みのタイプのお酒を伝えれば、個々に合うお酒を選んでもらえます。
- 〆にお薦め「牛蒡天うどん」580円。
- 「野菜天丼」。
- 「さかづき御膳」1980円。一口天ぷら15品(通常の天ぷらの約半分のサイズ)・小鉢2種・サラダ・ご飯・お新香・お味噌汁が付く。天つゆ、大根おろし以外にも、ゆかり塩、抹茶塩、カレー塩、レモンを用意。
- 「テイクアウト」のメニュー表。
- 「天むす弁当」。
- テイクアウト用「野菜天丼」。
- 「天ぷら弁当」の一例。人数に合わせてオーダー可。
- 提灯が灯るとまた一段と幻想的な雰囲気に。
- 料理の盛り付け方も工夫されている。手前から時計回りで、ピリ辛な柚子胡椒オイルで味わう、やわらかくジューシーな「合鴨の天串」(230円)。種を取り少し乾燥させてうま味を凝縮させた「無花果(いちじく)の天串」(160円)。鶏の皮を香ばしくじっくり焼いて脂を落とし、玉ネギと和えた「鶏皮ポン酢」(290円)。ポテトサラダの中に卵黄の醬油漬けを入れ、青のりをまぶした「杉玉ポテトサラダ」(420円)。季節・数量限定の「蟹味噌の磯部天ぷら」(280円)。日本酒は右が佐賀の「鍋島 純米大吟醸 愛山」と左が三重の「而今(じこん) 純米吟醸 酒未来」各90㎖550円。
- オーナーの田中陽志さんがいつも笑顔で迎えてくれる。
【DATA】
天串×和酒 佐香月
- 住所:市川市行徳駅前4-1-4 建栄ビル1F
- 電話番号:047-712-7456
- 時間:ランチ12:00~15:30 ディナー16:00~22:00(フードLO21:30、ドリンクLO21:45) ※緊急事態宣言中はLO19:00で20:00閉店。テイクアウトは19:30まで(営業時間は要確認)。
- 料金:すべて税別価格
- ホームページ:https://tenkushiwashsakaduki.jp