新実堂(しんみどう)

新作が続々登場する種類豊富なコッペパンが人気

国府台駅から徒歩約5分、松戸街道沿いの国府台の真間山下バス停前、歩道橋のすぐ下にあるのが「新実堂」です。オープンしたのは2018年8月。近くに大学や小学校が点在する住宅街にあり、テイクアウトに購入する人も多い。数種類の国産小麦粉を使い、発酵の仕方を工夫して作るコッペパンは、もっちりとした食感が後を引き、コッペパンだけ食べても美味しい。その自家製コッペパンに、惣菜をサンドした食事系と甘いものをサンドしたスイーツ系を合わせて20種類ほどのラインナップを取り揃えています。

こぼれにくく食べやすい、どれもボリュームがあると大人気。3カ月毎に新作が登場するとあって、それを楽しみにする常連さんもいます。

注文を受けてから作り始めるので、店内では出来たてが食べられます。しかしながら、パンそのものが美味しいので、少し時間がたってパンと具材がなじんだ頃にいただくのもまた格別！

ボリュームがあるので1個でも満腹感はありますが、しょっぱい系の次は甘い系と、味が変わると2～3個いつの間にかペロリと食べてしまいます。

「食パン」と「ドリンク」にもこだわりが！

「新実堂」はコッペパン専門店だと思っていましたが、「角食パン」(1斤250円～)、「全粒粉食パン」(1斤280円～)、「全粒粉くるみ食パン」(ハーフ220円～)、「レーズン＆くるみ食パン」(ハーフ250円～)も販売しています。角食パンと全粒粉食パンは毎日11時30分頃の焼きあがり。レーズン食パンは、土曜・日曜、及び平日は予約のみで販売。くるみ食パンは予約販売のみとなっているそうです。予約は前日までに電話注文で受け付けているそうです。コシのある仕上がりになるように、敢えて卵は使っていないのだとか。こちらも売れきれ必至なので、予約がお薦めです。

「新実堂」は、パンにこだわりがあるのはもちろんのこと。飲み物にもこだわりがあります。

コーヒー豆はブラジルの「ダテーラ農園」で収穫されたブレンドなし、100％のダテーラコーヒー。ダテーラ農園はブラジル初の“レインフォレスト・アライアンス認証”を取得した農園です。レインフォレスト・アライアンスとは、持続可能性の3つの柱（社会・経済・環境）の強化につながる手法を用いて生産されたものであることを意味します。環境にも人にもやさしい農園がつくる、バリスタの大会などでも使用される最高品質のコーヒーが味わえます。

また、紅茶は1953年創業の世界80カ国で販売され愛飲されているアーマテッド社の一番人気のアールグレイが味わえます。柑橘系の果実ベルガモットの高貴な香りが豊かに広がるブレンドです。その他、バナナジュースやタピオカドリンクなども取り揃えています。

店内でもテイクアウトでも利用できるので、国府台に来た際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。