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行徳・南行徳エリア

行徳野鳥観察舎(愛称「あいねすと」)

市川市福栄4-22-11

  • 行徳野鳥観察舎の駐車場。この左にある道を直進すると建物がある。

    行徳野鳥観察舎の駐車場。この左にある道を直進すると建物がある。
  • 行徳鳥獣保護区案内図。

    行徳鳥獣保護区案内図。

野鳥をはじめとした市川の自然を楽しめる施設

近郊緑地の保全と環境教育の拠点として、1976(昭和51)年に「千葉県行徳野鳥観察舎」が開設されました。その後、1979(昭和54)年に鉄筋コンクリートで3階建ての野鳥観察舎が新設され、同年、行徳近郊緑地は千葉県の鳥獣保護区に指定されました。「千葉県行徳野鳥観察舎」は老朽化や耐震強度不足などの理由から2018(平成30)年に廃止となりましたが、廃止を惜しむ声が多く、市川市が県施設の跡地に観察舎を建てることを決定。2019年11月から建設を進め、2020年10月に新しく「市川市行徳野鳥観察舎」がオープンしました。

愛称は6月に公募し、5候補を選んで決定投票を行った結果、約半数の票を得た「あいねすと」に決まったそうです。Ichikawa(市川)の頭文字「I」と「愛」を合わせ、巣を意味する英語「ネスト」を組み合わせたネーミングなのだとか。

木造2階建て延べ床面積約367㎡。無限を表す数学記号「∞」を描いた丸い建物を2つつなげたデザインは、無限に広がる可能性をイメージしているそうです。

2階の観察スペースには、22台の望遠鏡を設置し、野鳥や緑地など近郊緑地の自然を楽しむことができます。また、館内には行徳鳥獣保護区に咲く花や水鳥など四季折々の自然の姿を撮影した写真に解説を付けて展示しています。

中2階や2階からは広大な行徳近郊緑地が一望できます。中2階には旧行徳野鳥観察舎の望遠鏡が7台設置されています。2階の新しい望遠鏡は貸し出し方式なので、希望する場合は受付で申し込みを。

2階の展示スペースでは、行徳の歴史や文化などを紹介する写真を展示しています。取材日(2020年10月中旬)は、歌川広重や葛飾北斎、行徳の絵画のレプリカが展示されていました。

  • 「行徳野鳥観察舎」の外観と入口。公募の中から選ばれた愛称は『あいねすと』。

    「行徳野鳥観察舎」の外観と入口。公募の中から選ばれた愛称は『あいねすと』。
  • 入口をくぐりエントランスにあるテレビでは行徳野鳥観察舎の開館記念映像が放映されていた。

    入口をくぐりエントランスにあるテレビでは行徳野鳥観察舎の開館記念映像が放映されていた。
  • 天気の良い日は椅子に座って寛ぐこともできる1階の「ライトコート」。
光をたくさん取り入れた空間となっている。

    天気の良い日は椅子に座って寛ぐこともできる1階の「ライトコート」。 光をたくさん取り入れた空間となっている。
  • ライトコートから見上げた建物の上部を撮影。

    ライトコートから見上げた建物の上部を撮影。

1階の入口付近には、近隣緑地の紹介パネルが展示されていた。

  • 「キアゲハ」の写真。アゲハチョウとの違いも記載されている。

    「キアゲハ」の写真。アゲハチョウとの違いも記載されている。
  • 行徳鳥獣保護区内に咲く「シャリンパイの花」(左上)、「アケビの花」(左下)、「ロウバイの花」(右)。

    行徳鳥獣保護区内に咲く「シャリンパイの花」(左上)、「アケビの花」(左下)、「ロウバイの花」(右)。
  • 「保護区に住むタヌキ」。あいねすと前の導流堤に出てくることもあるそう。

    「保護区に住むタヌキ」。あいねすと前の導流堤に出てくることもあるそう。
  • 初夏(7月頃)の「満ち潮のセイゴ水道」。

    初夏(7月頃)の「満ち潮のセイゴ水道」。
  • 階段を上り、中2階観察スペースには7台の望遠鏡があり、野鳥を観察できる。

    階段を上り、中2階観察スペースには7台の望遠鏡があり、野鳥を観察できる。
  • 2階の休憩スペースへと続く階段。

    2階の休憩スペースへと続く階段。
  • 2階の休憩スペースには、子どもが書いた鳥の絵などが展示されている。

    2階の休憩スペースには、子どもが書いた鳥の絵などが展示されている。
  • 行徳鳥獣保護区で秋に実る植物やキノコ類を紹介。

    行徳鳥獣保護区で秋に実る植物やキノコ類を紹介。
  • 行徳鳥獣保護区で採取された“どんぐり”や“落ち葉”、“鳥の羽”なども展示されていた。2階の観察スペースでは、目の前の広大な緑地を観察できる。

    行徳鳥獣保護区で採取された“どんぐり”や“落ち葉”、“鳥の羽”なども展示されていた。2階の観察スペースでは、目の前の広大な緑地を観察できる。
  • 観察のときに参考となる「ものさしどり」。くちばしの先から尾羽までの長さは、「ハシブトガラス」や「ハシボソガラス」が約50cm、「キジバト」や「ドバト」で約27~35cm、「ヒヨドリ」は約25~27cm、「スズメ」が約15cm。

    観察のときに参考となる「ものさしどり」。くちばしの先から尾羽までの長さは、「ハシブトガラス」や「ハシボソガラス」が約50cm、「キジバト」や「ドバト」で約27~35cm、「ヒヨドリ」は約25~27cm、「スズメ」が約15cm。
  • 2階の観察スペースの壁には種類豊富な水鳥の写真などが展示されている。

    2階の観察スペースの壁には種類豊富な水鳥の写真などが展示されている。
  • “カンムリカイツブリ”の解説。

    “カンムリカイツブリ”の解説。
  • 「ムクドリ」。

    「ムクドリ」。
  • 「シラサギ」。

    「シラサギ」。
  • この他、2階の観察スペースには、市川の自然や鳥に関する書籍があり館内で自由に読むことができる。

    この他、2階の観察スペースには、市川の自然や鳥に関する書籍があり館内で自由に読むことができる。

コーヒーを飲みながら野鳥観察が楽しめる!

1階にはカフェがあります。ここでは、焼き菓子とコーヒーを販売しています。手作りならではの優しい味わいが人気。鳥をイメージした「囀(さえず)りクッキー」は、食べるのが惜しくなるほど可愛いです。クッキーやパウンドケーキの他、入荷によって種類が入れ替わる「シフォンケーキ」(1個250円)もあります。ほっと一息つけるので、野鳥観察の合間に利用してみては?

館内には、ユニバーサルトイレや授乳室も完備されています。授乳室の利用を希望する場合は、受付にお声がけを。

2階の「多目的スペース」は、予約制でグループでの観察・学習にも利用できます。希望者は受付で申し込みを行ってください。

身近にある自然をゆっくり観察することができる「行徳野鳥観察舎」を訪れて、野鳥を眺めたり、鳥のさえずりに耳を傾けてみてはいかがでしょう。

  • カフェで購入したコーヒーは、館内どこででも飲むことができる。

    カフェで購入したコーヒーは、館内どこででも飲むことができる。
  • クッキーやパウンドケーキなども。

    クッキーやパウンドケーキなども。
  • 商品を受け取ると、センサーで動きを感知した小鳥がさえずる。

    商品を受け取ると、センサーで動きを感知した小鳥がさえずる。
  • 「ホットコーヒー」(150円)と「囀りクッキー」(2枚入り120円)。

    「ホットコーヒー」(150円)と「囀りクッキー」(2枚入り120円)。
  • 館内に飾られた花の写真。

    館内に飾られた花の写真。
  • 2階にある「多目的スペース」。

    2階にある「多目的スペース」。

アクセスは電車の場合、東京メトロ東西線行徳駅または南行徳駅から徒歩約25分。あるいは、行徳駅から京成トランジットバス「新浦安駅」行きに乗車し、「福栄2丁目」で下車、徒歩約10分。

車の場合は、首都高速湾岸線東京方面(千鳥町出口)、東関東自動車道千葉方面(湾岸市川IC)、東京外環自動車道高谷方面(市川南IC)から新浜通りの「野鳥観察舎」交差点より約300mに駐車場があります。

【DATA】

行徳野鳥観察舎(愛称「あいねすと」)

  • 住所:市川市福栄4-22-11
  • 電話番号:047-702-8045
  • 時間:9:00~17:00
  • 料金:すべて税込み価格
  • 駐車場:15台(無料) ※満車の場合は近隣有料駐車場を利用
  • 休日:月曜(祝日の場合は翌平日)
  • ホームページ:https://www.city.ichikawa.lg.jp/env09/1111000028.html
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