曽谷・宮久保エリア

ピーターパン小麦工房店

市川市曽谷5-25-16

ロッジ風の佇まいが目を引く建物。
テラス席もある。
取材日のイチオシ・パンは「塩バターロール」。

“千産千消”の商品も大好評！　千葉県民御用達のパン屋さん　

ピーターパンは、千葉県内に10店舗を展開するパン屋さん。創業は1977(昭和55)年4月で、小麦工房店は1999(平成11)年12月にオープンしました。

“ピーターパン”という店名は、「お子さまにも親しまれるお店にしたい」という思いから名付けられたそうです。

①　　安心安全な食材で美味しいパンをつくる　

②　　愛情を込めて手づくりする

③　　焼きたて・揚げたて・作りたてに努める

この３点にこだわり、日々パンづくりを続けているそうです。

ピーターパンでは、焼きたての目安を30分として、お客様にいつでも美味しい状態で召し上がって頂けるように、商品をこまめに店内に並べています。

パンが焼きあがるたびに店内に、スタッフの方の「〇〇パンが焼きあがりました～」という元気な声が響きます。

住宅街の中にあるピーターパン小麦工房店は、ピーターパンの路面店の中で一番小さなお店。お客様とスタッフの距離が近く、とてもアットホームな雰囲気。

常連客の好みのパンも熟知しているようで、常連さんが来店すると、店長の大小原さんが「〇〇パンご用意しますか？」「はい。お願いします」という会話が聞こえてきました。店内には食事パン・菓子パン・惣菜パンなど約80種類のパンが並べられています。

自家製の粒あんと自家製カスタードは、毎日、鎌ヶ谷にあるピーターパンの工房で手作りしているそうです。

北海道十勝産の小豆を使い、手間暇かけて丁寧に炊き上げた“粒あん”はすっきりした甘さで後を引く美味しさ。

自家製カスタードは、葉酸たっぷりの新鮮な桜色卵（プライベートブランド）と千葉県産の牛乳を使用し、とろっととろける優しい口どけのカスタードクリームに仕上げています。このカスタードクリームを包んだ「ちょっと贅沢なクリームパン」（151円）はスタッフもお気に入りの人気商品で、特に焼きたてはクリームがとろとろ。

千葉県産の桜色卵をはじめ、千葉県産の牛乳やウインナー、ハム、八街ピーナツなど、千葉県産の食材を多く使うようにしているそうです。地元の農家さんの所まで直接仕入れに伺う、千葉県白子町の葉たまねぎ（3月くらいまで）や、同じく白子町の新たまねぎ（7月末くらいまで）を使用したパンも販売。また、夏になると千葉の名産である梨を使った「梨デニッシュ」が登場し、毎年、楽しみにしている人も多く“千産千消”の商品も大好評！

千葉の美味しい食材を食べて千葉の魅力をもっと知ってほしい！　千葉を元気にしたい！という思いを込めて作られたピーターパンのパン。「是非、お子様からご年配の方まで幅広い年代の方に味わってほしいです」と、店長の大小原さん。

焼きたてのパンが次から次へと並ぶ。
下段中央は「曽谷あんぱん」(162円)。パン生地よりもあんこの量が多く、自家製粒あんを思いきり楽しめる一品。
プリップリのえびカツとオーロラソースの相性抜群！ボリューム満点「えびカツコッペ」(432円)。
「三元豚メンチコッペ」(248円)。山形県平牧三元豚を使用。弾力のある食感と肉の旨味、脂のコクが味わえる。
「たまごコッペ」(151円)。
「焼きそばコッペ」（151円）。店頭に並ぶ「コッペパン」の他に、豆乳入りのふわふわコッペパンに、8種類の中から好みの味が選べる「付食コッペ」もある(片面ぬりのシングルが172円、上下ぬりのダブル216円)。
「香味ねぎとチキン」(410円)。自家製フライドチキンに甘辛い南蛮だれ＆マヨネーズにネギがたっぷり！
サンドイッチの種類も豊富。野菜がたっぷりでジューシーな「BLTEサンド」は302円。
「こくうまカレーパン」(172円)。
「元気印のメロンパン」(140円)は、2015年11月に一日の販売個数9749個で世界記録に認定されたパン。
「ソフトピーター食パン」(1斤270円)。食パンは他に数量限定の「生あん食パン」(1斤410円)や「天然酵母食パン」(1斤302円)もある。
「鉄板ピザ」(１ピース248円)。たっぷりの具材とチーズをのせて焼き上げた大きなピザ。焼きたてはチーズがとろ～り！　ベーコンが厚切りになってより美味しく具沢山に。ピザが焼きあがると店内中にピザのいい匂いがあふれて、ついつい食べたくなってしまう一品。
「ミルキーフランス」（194円）。自家製ミルキークリームが端までぎっしり！
チョコクリームが入った「チョコアラ」(108円)。
チョコパンにチョコクリームが入った「かぶとむしくん」(280円)。「くわがたくん」(280円)も人気。夏パンフェア商品につき数量限定。
季節限定「元気カメロン」(172円)。元気印のメロンパンがカメになって登場！
「トロピカルラウンド」(1本928円/ハーフ464円)。ヨーグルトクリームと、マンゴー・パイナップル・パパイヤの3種類の角切りフルーツを練り込んだ、さわやかな風味の夏季限定商品。
「チョコバナナ」(216円)。

オープンテラスで焼きたてパンも味わえる！

ピーターパンが、パンをつくるうえで一番大切にしていることは、「パンは生き物。晴れの日、雨の日、気温によっても変化するので、美味しいパンをつくるためには、パンの声を聴き変化に対応しながら愛情をかけてつくること」を常に心がけているそうです。

店内には、ピーターパンのパンを家で美味しく食べる方法や保存の仕方が記載されたチラシも置いてあるので、帰宅してからも焼きたての美味しさを実感できると思います。

「ピーターパン小麦工房店」の人気パンベスト5は……

1位【こくうまカレーパン】172円

ピーターパンオリジナルカレーをたっぷり包んだカレーパン。揚げたてはカリッと、中は熱々でとろとろ！　

揚げたての美味しさを味わってほしいため、こまめに揚げて提供しているので、テラス席で揚げたてをどうぞ。

2位【ソフトピーター食パン】270円

耳までパクパク食べられる、ふんわり食パン。トーストするとサクッとした食感で、また生とは違った美味しさが味わえる。

3位【サンドイッチ】421円

ピーターパンのしっとりふわふわ食パンに桜色卵の自家製たまごサラダや千葉県産ハムなど新鮮な食材をサンド。

4位【塩バターロール】140円

国産バターを使用。チベット高原の湖塩と国産バターの相性抜群！　外はサクッと中はもっちり。

5位【元気印のメロンパン】140円

千葉県元気印企業大賞を受賞した記念に、千葉を元気にしたい！という想いを込めて開発されたパン。

外はサクサク、中はふわっとした食感。優しい甘さのメロンパンは小さなお子様からご年配の方まで幅広い世代に人気。

2015年に世界記録を達成し、お客様の支持率ナンバーワン！ピーターパンを代表する商品。お土産ボックス入りも販売。

この他、お薦めの季節商品は下記3品。

「タコスウインナー」(248円)～パキッとジューシーな千葉県産ウインナーとスパイシーなタコスミートがよく合う。

「もちもちキーマカレー」(248円)～もちもち生地にスパイシーなキーマカレーがたっぷり！チーズ＆マヨがベストマッチ。

「チョコバナナ」（216円）～生のバナナを使用した自家製バナナフィリングとホイップクリーム入り。見た目も味もチョコバナナそっくり。食べる前につめたく冷やすと、より美味しく食べられる。

パンを購入すると無料のコーヒーが楽しめ、さらに天気が良い日はオープンテラスで購入したパンを食べることもできます。

ランチの時間は混雑するため、少し時間をずらして来店するのがお薦めです。

2020年7月末から8月31日の間、“夏のわくわくスタンプラリー”が、ピーターパン全店で開催されるそうです。

パンを購入すると、１日１個スタンプを押してもらえ、10個たまると景品がgetできるそうです。

以前は、夏休みに小学生のキッズ限定でスタンプラリーを開催していたそうなのですが、今年はコロナの影響で夏休みも短くなってしまったこともあり、家族みんなで楽しめるように、大人も参加OKになったのだとか。ぜひ、参加してみては？(詳細はホームページ参照)

ジャムやコンフィチュール、ピーナッツクリームやきなこクリームなども販売。
ラスクやフェナンシェなどの焼き菓子が並ぶコーナー。
「いちご」や「紅茶」、「キャラメル」味など、焼きドーナツは全5種類(１個172円)。
プレゼントやお土産用に紙袋やBOXなども用意(有料)。
オープン20周年を記念して造られたオブジェ。
ピーターパン小麦工房店の人気ベスト5は、 1位「こくうまカレーパン」(172円)・2位「ソフトピーター食パン」(1斤270円)・3位「サンドイッチ(フレッシュな野菜・ハム・チーズ・たまごサラダ)」(421円)・4位「塩バターロール」(140円)・5位「元気印のメロンパン」(140円)。
入り口の壁には、「ピーターカード」のポイント景品を掲示。「ピーターカード」は、ピーターパンの5店舗(駅店舗・白井店は除く)で発行しているカードで、税抜き100円支払う毎に1ポイントがもらえる。貯まったポイントでオリジナルグッズと交換できる(オリジナルグッズはなくなり次第終了)。
入り口に設置されたコーヒーマシン。パンを購入するとサービスの挽きたてコーヒーが楽しめる。
焼きたてのパンと挽きたてコーヒーをテラス席で。パンは「マスタードベーコンパニーニ」(248円・奥)と「マンゴーデニッシュ」(280円・手前)
「ピーターパン小麦工房店」店長・大小原徹さん。