大野・柏井町エリア
くろまつ公園
市川市南大野2-4-104
団地に隣接した大きな滑り台がある公園
JR武蔵野線「市川大野」駅から徒歩約18分と駅から少し離れた住宅街にあるのが「くろまつ公園」。大きな団地に隣接した細長い形の公園で、幅の広い石の滑り台があり、いつも子どもたちがたくさん集まっています。その他にも、球形の回転遊具やブランコ、鉄棒などの昔ながらの遊具もあります。
公園はクロマツなどの大きな木に囲まれています。その下にはベンチもあるので、木陰で涼みながら子どもが遊ぶ様子を、ゆったりと見守ることができます。
気軽に立ち寄れる公園で自然にふれあい季節を感じよう!
夏は公園内に植えられた大木からセミの鳴き声が聞こえます。虫取り籠と網を持った子どもたちが、鳴き声に耳を傾けながら大木を見上げてセミを探していました。この日、公園で見かけたのは“アブラゼミ”でした。夏に鳴くセミの種類を調べたところ、7月中旬はニイニイゼミ、下旬はニイニイゼミ・クマゼミ・ヒグラシ、8月上旬はアブラゼミ・ミンミンゼミ、9月中旬はアブラゼミ・ミンミンゼミ・ツクツクボウシになるのだとか。ツクツクボウシの鳴き声が聞こえたら夏は終わり。秋の到来を告げていることになるようです。気軽に立ち寄れる公園で、セミの鳴き声を聞きながら季節の移り変わりを楽しむことができそうです。
公園の奥にはハイビスカスに似た“芙蓉”の花が咲いていました。7月から10月にかけて存在感のある花を咲かせますが、花は1日しかもたない「一日花」なのだとか。原産地は中国で、古くから美人の形容に使われていたそうです。調べてみると公園に咲いていたのは、“スイフヨウ(酔芙蓉)”でした。朝に白い花を咲かせ、午後からピンクに変わるそうで、その姿はまるで人が酒に酔ったように見えることからこの名が付いたそうです。くろまつ公園を訪れた際は、見て確かめてみてはいかがでしょう。
【DATA】
くろまつ公園
- 住所:市川市南大野2-4-104
- 時間:常時開放
- 駐車場:なし トイレあり
- 利用料:無料