八幡・菅野エリア
ぷんぷく堂
市川市八幡5-6-29
“文具愛”溢れる店主さんのセンスが光る!夕方から開く文房具屋さん
JR本八幡駅北口から徒歩約8分、京成線八幡駅から徒歩約7分の場所にある「ぷんぷく堂」。このお店は、夜の帳が下りる頃から営業する文房具屋さん。キャッチコピーは“夕方5時からユルく開けている文具店”。
店内に足を踏み入れると、昔、小学校の近くにあった文房具屋さんにタイムスリップしたかのような気分になります。それもそのはず、学習帳が収められた陳列ケースや鉛筆が並ぶケースなどは、以前、営業していた文房具屋さんから譲り受けたものなのだとか。その他にも、昭和レトロな雰囲気を醸し出す、メーカーの看板などがさり気なくディスプレイされています。
約2.5坪の店内には商品が所狭しと並んでいますが、引き出しの中にもギッシリ! 宝探し気分が楽しめます。商品は“痒い所に手が届く”とでも言うべきか、まさに、あったら嬉しい!自分で持っているとワクワクするような文具ばかり。変化にとんだ、面白いものに出会えるお店なのです。また、それだけではなく、「これ昔、使っていたなぁ~」と、商品を手に取りながら、そのときの匂いや会話までが蘇るような、そんな思い出の扉が開く店でもあるのです。
- 夕方から営業。 店の前にはいつも、荷台に“トンボ鉛筆”の箱を乗せた自転車が停めてある。
- 店主さんが猫好きなこともあり、 店内にはさり気なく猫のぬいぐるみや猫が描かれた商品もある。
- 今では珍しいショウワノートの“ジャポニカ学習帳”の陳列ケース。
- 中央の棚には、シンプルなデザインながら存在感のある 「オーバンドシルバー」550円。 中にはカラフルな輪ゴムが!
- ひとつひとつ手に取って見たくなる商品ばかり。
- 店内の雰囲気にマッチした”ボンボン時計”。
- ひと筆ではちょっと書き足らないという時に重宝する 「ふたふで箋」各30枚入り370円。
- 和食弁当、洋食弁当、黒板、領収書バージョンなど 種類豊富な「メモ帳」各100円。
- のりかと思いきや実はハンドクリーム(笑) 「フエキハンドクリーム」450円(右)。 不易糊工業株式会社のロングセラー商品。 キャラクター・フエキくんのかわいいパッケージに入った 「フエキくんグルー」230円(左)。 ※フエキくんグルーの中身は水のり
- 人気アニメのキャラクター、ニャンコ先生のイラスト入り 「夏目友人帳Sketch Book」全4種、各500円。
- カラフルできれいなお守り。 お財布にそっと忍ばせておくと幸運をつかめるかも!? この他にも「青い鳥」、「金の雪だるま」など多数。
こだわり&オリジナル商品を求めて遠方からもお客が来店
“ぷんぷく堂”には文具好きのお客が遠方からも訪れます。親子連れやご年配の男性客など老若男女が集うお店。店主の櫻井さんは、商品についてどこが優れていて、どこが気に入っているのか全て説明できるという、こだわりに満ちた商品しか取り扱っていません。
量販店には置いていないこだわりのあるセレクトされた商品や店主の櫻井さんが街の文具屋さんで発掘している“デッドストック文具”。そして、他では決して見たことがない商品を考案し、ぷんぷく堂オリジナル商品として製作販売しています。
オリジナル商品は全12種類。例えば「競馬新聞の紙で作ったレポート用紙」は、競馬新聞を印刷するときに出る、大きな耳でつくったもの。競馬新聞用の紙は鉛筆と相性抜群、万年筆も裏抜けしにくいそうです。
「半分鉛筆」は、大人が使うペンケースはボールペンサイズ(約18cm)の為、新品の鉛筆は長くて入らない。だから鉛筆を使わなくなった、と言う大人が増えてしまったこと。また、おしゃれで高級な補助軸をすぐに使いたいけど短い鉛筆がない。そんな人の為に通常の鉛筆を半分にして販売したそうです。製造は荒川区町屋の前田鉛筆製作所。普通4度塗りする塗装を6度塗るというこだわり。
「あなたの小道具箱」は、自分の好きなものを収納する小さな道具箱。硬質パルプを使用、約50年は持つという丈夫な素材を使用して、都内の工場で一つ一つ手作りされた文具。
「過保護袋」は、かばんの中の紙類の折れを保護する過保護袋のこと。文庫本・通帳・振込用紙・これから出すはがき・領収書、書類・パンフレットなどを保護。素材はGパンのタグ素材、耐水性に優れていて、これも、ひとつひとつ店主の手作りです。
「1日100文字したたメモ」は、インスタグラム専用正方形の投稿用紙。好きな筆記具や自慢したいインクで感じたことなどを100文字以内に書き写真を撮ってアップする。1ヶ月分31枚綴り。書き終わったら、マスキングテープ等で手帖に貼ることも。
その他にも、「大人の落書き帳」、「A4クリアファイルフォルダー」、「スキマメモ」、「黒板色の荷札カード」、「文具柄のがまぐちペンケース」、「メモッパチ」などがあります。
来店して、直接、見て手にとってみなければわからない、決して通販では感じることができない文具の魅力が体験できます。文具好きは悶絶し、これまで文具にあまり興味がなかった人も、きっと文具の虜になる可能性大!
- クレヨンや色えんぴつではなく「メモ帳」200円。
- 「マジックインキ消しゴム 復刻版 5本セット」500円。
- 「競馬新聞の紙で作ったレポート用紙 横罫・方眼・無地」各550円。
- 「1日100文字したたメモ」420円。
- キュートなジャガーさんのイラスト入り 「JAGUARさんⓒのそえぶみ箋」各380円。 市川の大スターJAGUARさんとぷんぷく堂のコラボ商品で、 同店独占販売品。
- 芸人“江頭02:50”の写真入り学習帳! 勉強にもユーモアを忘れずにの精神で取り組めば、効率も上がるかも(笑)。 各380円。
- 日本のトンボ鉛筆・三菱鉛筆をはじめ、 ドイツのLYRA・ステッドラーなど、 鉛筆好きにはたまらない。 握り具合やバランス感覚などが試せるように敢えてバラ売りで販売している。 これも、お客さんに優しい、こだわりのひとつ。
- 昔懐かしい、昭和時代の古い鉛筆もある。 1本60円~。
- チェコのコヒノール社の「マジック色鉛筆」(全芯タイプ)1本280円。 1本の中に3色の芯がミックスされている。 金太郎飴状態なので(笑)、書くたびに違う色が登場! 書いてみないと分からない、こんな色鉛筆見たことない!
- クスッと笑えるイラスト入りのメモ帳。罫線入りで書きやすい。 全6色あり全てイラストが異なる。
- 関東初!「フエキくんトート」6000円。 1つ1つ職人さんの手染めで製作。
- 廃盤品となった「ウルトラマン鉛筆」1本250円。
- 伝統模様の「一筆箋」やポチ袋などが並ぶコーナー。
- 昔ながらのシンプルな大学ノートの表紙に、 “スカイツリー”や“ゴジラ”といった現代風のイラストが入った 大きさの異なるノートもある。
- 引き出しの中にも商品が!
- 「リボンちゃんグラス」は1個600円。
- 昭和30~50年代のカール事務器の手動式鉛筆削り器。 最近、手動式鉛筆削り器が密かにブームになっているのだとか。 自宅にある鉛筆を持参すれば、使い心地を試すこともできる。
- 同店オリジナル商品が並ぶ棚。
- 「あなたの小道具箱」2400円。
- 街の製本屋さんがつくった開きを一番に考えたノート 「kagari」A6方眼650円(A5方眼900円もある。カラーは全5種類)。 聖書と同じ製法で職人さんが仕上げた水平開きノート。 背のカラフルな糸の条かがり、小口銀や箔押がオシャレ!
- レジの近くに置かれたミニチュア・ぷんぷく堂!
- これは、お店のファンの小2の女の子が手作りした世界にひとつしかない ミニ・ぷんぷく堂。 夕方から営業するお店同様に、入口のドアが開き、ちゃんと灯りがつく。 屋根の部分は開けることが可能で、店内が細かく再現されている。 ぷんぷく堂愛が伝わる微笑ましい作品。
- 店内にある文具に関する疑問には、 店主の櫻井有紀さんが丁寧に答えてくれる。 文具へのこだわりは、ホームページを見てもわかる。 朝と夕方、開く時間によっても色が変わる。 手書きのイラストを使いアナログとデジタルを交えた ホームページもチェックしてみよう。
【DATA】
ぷんぷく堂
- 住所:市川市八幡5-6-29
- 電話番号:047-333-7669(営業時間内)
- 時間:月・火・木・金・土 17:00~22:00 第1日曜・祝日 12:00~19:00
- 駐車場:なし
- 定休日:水曜日、第2・3・4・5日曜日
- ※料金はすべて税別価格