八幡・菅野エリア
手打蕎麦 一茶案
市川市南八幡3-15-6
日本情緒が感じられる粋な蕎麦屋
本八幡駅すぐ近くにある歴史を感じさせる日本家屋のお蕎麦屋さん。昔は立ち食いのお店と座敷席の2店舗を営業していたようですが、現在は、座敷席と椅子席があるお店のみになっています。
座敷席に座り、一人しっとり料理を味わいながら、お酒を飲み最後の〆に手打蕎麦をいただく。そんな贅沢な時間が過ごせる店。もちろん、気心の知れた友達と昔話に花を咲かせながら楽しく過ごすもよし。日本情緒が漂う店内は、どこか懐かしさを感じる。長閑な田舎にある親戚の家にいるような錯覚が過ります。
「一茶庵」は『禅味会』を発足しています。ホー-ムページによると、
“禅味会”とは、「足利一茶庵総本店の片倉康雄氏に師事し、「市川一茶庵」を開業した山寺芳男と市川一茶庵を師とする姉妹店によって発足した、日本蕎麦の研究会。画一的な味のチェーン店ではなく、伝統を守りつつ店ごとに個性を持った商品づくりを続ける職人たちの集まりなのだそうです。
そして、その研究の成果として開発された料理が、鴨汁うどん、鴨浄饌、揚げ蕎麦、蕎麦豆腐なのだとか。
次に来訪した際は、是非、いただかなくては!
『禅味会』のお店は、栃木、茨城、東京、埼玉、千葉、愛知に点在し現在、21店舗になるそうです。
料理はどれを注文しても外れ無し 〆には蕎麦を
メニュー表を見ると、どれも食べたくなる料理ばかり。鴨を使った料理が何品かあり、「鴨の炙り」や「鴨の角煮」も心惹かれたのですが、既に完売だったため、次回の楽しみにして「鴨わさ」を食すことに。鴨のほんのりとした甘さと山葵のやわらかな辛味が合う逸品。冷酒がすすみます。玉子焼はそのままいただいたり、大根おろしをからめたり……。
手打蕎麦は“細麺”と太麺の“田舎蕎麦”があります。この日は細切蕎麦を注文することにしました。細麺のせいろは、喉ごしが良く蕎麦の香りが感じられるもの。つゆは甘すぎずさりとて辛すぎず絶妙な味。あっという間にせいろ1枚を平らげてしまいました。蕎麦湯を足してそばつゆをいいただき満腹に。
今度来たときは何を注文しようか……食べ終わった矢先に、もう来訪したときのことを楽しみにしてしまうお蕎麦屋さんでした。
【DATA】
手打蕎麦 一茶案
- 住所:市川市南八幡3-15-6
- 電話番号:047-378-1614
- 時間:平日11:30~15:00、16:30~20:00 土日祝日11:30~15:30、16:30~20:00
- 駐車場:なし
- ※定休日:火曜日、第2・第4月曜日(月曜が祝日の場合は営業)
- ※料金はすべて税別価格
- ホームページ:http://www.zenmisoba.com/