北方・中山エリア
千葉県立現代産業科学館
市川市鬼高1-1-3
- 入口を入ると、すぐ目に入るのが巨大な実物の火力発電所のタービンの展示。
- 1階の手前のフロアは「創造の広場」。
- 「ポップリング」。 アーチの下を潜るとヒュヒューンという音と共に、 リングがアーチに沿って飛び出す! センサーがどこにあるのか確かめてみよう。
- 中に潜って遊ぶ遊具「バブルラビリンス」。 ガラスファイバー入りの薄いプラスチック素材でできているのだそう。
- 「ウォーターロケット」。 手順に従って操作して、 水と空気をタンクに流し込んでロケットを発射させると…… なんと飛行距離は16m! この原理はホンモノと同じなのだとか。ビックリ!
- 「風にゆれるボール」。 ボールが高く上に上がるので、 空気の流れを上手くコントロールしながらボールをリングに通して遊ぼう。 意外と難しいので大人も真剣になる。
子どもたちが夢中になる“創造の広場”
『千葉県立現代産業科学館』は、子どもから大人まで幅広い年代の人を対象とした、産業に応用された科学技術を体験的に学ぶことができる施設。館内は大きく、「現代産業の歴史」「先端技術への招待」「創造の広場」の3つのエリアで構成されています。
特に1階の「創造の広場」は、子どもたちに大人気!どれも、参加・体験できるものばかりです。身の回りにある工業製品や生活用品について科学の原理やしくみを発見しながら、身近な科学現象の不思議や美しさを知ることができます。
また、全国でも珍しい「放電実験室」が設置されています。光電圧発生装置により“アーク放電”“沿面放電”“雷放電”の3種類の放電現象を1日4回実演。音も放電も迫力満点!ビデオ映像では、「雷から身を守る」を、繰り返し放映(1回約6分30秒)しています。また、「サイエンスステージ」では、子どもにも興味が持てるように、人形を使って物語仕立てで科学を紹介しているので、小さな子どもでも遊びながら楽しく科学の面白さを感じることができそうです。
- 「ガリバーのシャボン玉」。 丸型やハート型の枠をシャボン玉の液に浸し、 ガリバーになった気分で、大きなシャボン玉を作って遊ぶ。 ゆっくり動かすのがポイント。
- 「うずまき」発生装置。 容器をどう動かせば、うずまきができるか工夫してみよう。
- 「たつまき」を発生させる装置。 スイッチを押すと下からミストが発生。 少しずつミストが出始め次第に細長い渦となって、 目の前で“たつまき”が起こるメカニズムを観察することができる。 ガラスの脇から手を入れると、たつまきに触れることができる。
- サイエンスステージでは、科学者や発明家の人形劇を開催。 1回約20分。劇の中には、“タリップくん”も登場する。
- 「放電実験室」では3種類の放電実験を行う。1回約10分。
イベントも目白押し!何度訪れても楽しめる
2階は「現代産業の歴史」のフロア。千葉県の代表的な産業である電力・石油・鉄鋼産業について、その発展の歴史や現在の技術を紹介しています。また、1階の奥のコーナーは「先端技術への招待」。様々な分野で応用されている先端技術は、私たちの生活や産業社会をどのように変えるのか? エレクトロニクスや新素材・バイオテクノロジーなどを中心に紹介しています。
その他に、1階の「サイエンスドーム」では、直径23cmのドームスクリーンで、プラネタリウムや迫力ある大型映像を上映(※期間限定)。また、「特設コーナー」では、科学技術に関するミニ展示を行い、2階の体験学習室では、工作教室も実施しています。
ミュージアムショップもあり、主に日・祝日の午後営業。ベビーカー、車椅子(3台)は無料で貸出可。授乳室はありませんが救護室の利用も可能(利用時は受付まで)だそうです。
何といっても、屋内の施設なので雨の日でも天候に左右されることなく遊べるのが嬉しいですね。
毎日、様々なイベントを開催しているので、ホームページでチェックして参加してみては?
- 2階では「現代産業の歴史」について展示。
- 「ジーメンス」の電気機関車。
- 「T型フォード」(実物)の展示。 石油の大量利用のはじまりとして、内燃機関や自動車の発達などを学ぼう。
- 「ベッセマーの転炉」の(1/2)模型。 これは1856年に、イギリスのヘンリー・ベッセマー氏が “火なしで溶同銅(どろどろに溶けた鉄銅)”を製造する方法”と題して、 転炉法の発明したもの。 100年以上たった今でもほとんど同じ形で使われているのだとか。
- レーシングカー“F3000カウル”の展示と共に、 軽量の車体に触れることができたり、 石油にも色々な香りがあることなどを確かめることができる。
- いろいろな石油製品を展示。
- スマートフォンカバーにも使用されている“ポリカーボネート”などの素材を展示。
- 「川崎製鉄千葉1号高炉 現JFEスチール東日本製鉄所(千葉地区)」の展示。
- 1階奥のコーナー「先端技術への招待」全景。
- 「スーパーカミオカンデ用光電子増倍管」 (実物/浜松ホトニクス(株)製R3600-5)。 光電子増倍管とは、ごく弱い光をとらえ電気信号に変える光センサーのこと。
- 実験シアターの見学風景。
- “物質の三態変化”の超低温(-196℃の液体窒素)の実験風景。
- DNAかずさ研究所の資料やDNAの構造模型などを展示。
- 身近な植物や昆虫から学ぶバイオミメティクス。
- 石油コンビナート(製油所と石油科学工場)について解説と展示を行うコーナー。
- 1階にある「ワークショップ」。 フライトシュミレーターによるパイロット体験などができる。
- 科学情報コーナーの奥にある「図書室」。
- 1階にある「休憩コーナー」。飲み物やスナック類の自動販売機もある。
- 「タリップ号」の乗車イベントも開催。
- 「ブリタニア号」の乗車イベントも実施。
アクセスは電車の場合、JR総武線本八幡駅または下総中山駅より徒歩約15分、京成鬼越駅より徒歩約13分。市川市コミュニティバスが運行中。また、隣接された「ニッケコルトンプラザ」のシャトルバスが、本八幡駅北口から無料で運行中(平日の日中は1時間に3~4本、休日の日中は1時間に6本程度)。
【DATA】
千葉県立現代産業科学館
- 住所:市川市鬼高1-1-3
- 電話番号:047-379-2000
- 時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
- 料金:大人300円、高校生・大学生150円、中学生・65歳以上は無料(年齢を証明できるものを提示) ※企画展・特別展開催期間中は別料金
- 駐車場:88台(最所の90分まで無料、以降30分100円)自動販売機あり
- ホームページ:https://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE