八幡・菅野エリア

花の手仕事屋　DOGGY GARDEN

市川市八幡5-16-22

八幡5丁目の住宅街にある一軒家の玄関先で営業。曲がり角に幟(のぼり)がある。
ワンちゃんのイラストの看板が目印。
表面が白い毛で覆われた見た目が羊の耳に似ていることから“ラムズイヤー”という名前の植物で作られたリース。
2匹の♀の看板犬、麦ちゃん(左)＆ハナちゃん(右)。
「花の手仕事屋　DOGGY GARDEN」の庭。
季節によって表情を変える「花の手仕事屋　DOGGY GARDEN」の庭。麦ちゃんとハナちゃんも、花や草木を眺めながら寛いでいる。

カジュアル・フラワーをメインに鮮度のよい花をリーズナブルに販売

JR総武線ほか本八幡駅北口から徒歩約13分の場所にあるのが、「花の手仕事屋　DOGGY GARDEN」。閑静な住宅街にある一軒家の玄関先で、自宅に活けるカジュ

アルな花をメインに販売するお花屋さんです。

「花の手仕事屋　DOGGY GARDEN」のオーナーは伊藤美穂さん。さまざまな花の仕事を手掛けるベテランの花職人です。30年ほど前に、花の魅力に惹かれ勉強を兼ねてお花屋さんでパートとして働いていたそうです。その後は、一時期、犬をモチーフとした雑貨を手作り販売する仕事をしていたこともあったのだとか。やがて百貨店で開催されていた“趣味の手作り市”で、多肉植物などの寄せ植え販売を手掛けるように。そして、今年(2023年)の5月から自宅の玄関先で花の販売と、依頼を受けて行うガーデニングや生け花などの現場仕事をするようになったそうです。

「花の手仕事屋　DOGGY GARDEN」で販売するお花は、伊藤さんが北足立市場へ直接仕入れに行くので、新鮮でリーズナブル！　仕入れた多種多様なお花を束ねてスリーブ(セロハン)で販売しています。もちろん、好みの花を自分で選べるスタイルです。取材に伺ったのは8月初旬でした。一年の中で最も花の種類が少ない時期とのことでしたが、それでも、色とりどりの花がありました。花は仕入れ状況により異なりますが、行くたびに新しい種類の花に出会えそうです。値段の付いていないものは1束380円、3束で1000円。その他、百合、枝物、葉ものなどをさまざまな価格で販売しています。

フラワーギフトなどは、もちろんお客様の希望を伺ったうえでアレンジしていきますが、“お任せ”で依頼を受けた場合は、華やかな色合いではなく、茶色や濃い紫色といった渋めのカラーを使いながら、少し和風テイストを加えてアレンジするのが伊藤さん流なのだとか。

店内には、とてもおとなしくラブリーな看板犬の「麦」ちゃんと「ハナ」ちゃんもいて、柵の向こうでお出迎えしてくれますよ！

スリーブに入った花束がたくさん(8月初旬の花)。
“鬼灯(ホオズキ)”(右上)や、ススキの一種“晩生パンパス”(上)なども。
壁にはドライフラワー用の花もある。
形に変化を付けたクリスマスリース用のドライフラワー。
チューリップなど淡い色系の花を集めた春の花束の一例。

ワークショップやイベントにも出店！　花のことなら何でも相談できる“隠れ家的おうち花屋”

「花の手仕事屋　DOGGY GARDEN」の庭には、大きなミモザの木があります。やさしい香りと小さな花を咲かせるミモザは、鉢植えやガーデニングのほか、リースやドライフラワーとしても楽しめることから、多くの人に愛される花のひとつです。

「花の手仕事屋　DOGGY GARDEN」では、そのミモザを使ったワークショップを開花時期に合わせて実施しているそうです。使う分を自分で枝から切り落とし、そのミモザでリースを作るワークショップ。3月8日は“ミモザの日”なので、だいたいその日を目安に行うそうですが気象状況により異なるので、日時や料金などはInstagramの告知を参考に、花の数には限りがあるので興味のある方はお早めにお申し込みを。自分が作った世界でたった一つの“ミモザのリース”

私も欲しくなりました。

また、近隣の子どもたちを集めて、秋のハロウィンの時期には“ジャックランタン作り”などのワークショップも開催しているそうです。これも楽しそうですね！　その他にも毎月、鬼越にある神明寺で開催される“寺マルシェ”をはじめ、さまざまなイベントに出店しています。

切り花などの販売の他に、フラワーギフト(花束やアレンジメントなど)、生花活け込み、ドライフラワー、寄せ植え、植込み、リメイク植え替え、水やり(旅行時等)など、お花のことであれば何でも相談にのっていただけます。伊藤さんに気軽にお電話してみてください。