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市川・真間エリア

ATELIER*ROSENHOLZ(アトリエ*ローゼンホルツ)

市川市真間2-2-12

  • 真間の住宅街にある。入り口は看板左手の引き戸。

    真間の住宅街にある。入り口は看板左手の引き戸。
  • アトリエ*ローゼンホルツの見取り図。

    アトリエ*ローゼンホルツの見取り図。
  • 築約100年の家の梁は今も健在!

    築約100年の家の梁は今も健在!
  • 【1階】手前は豊泉朝子さんの作品。奥には、絶妙なバランスで積み上げられた本のタワーが。

    【1階】手前は豊泉朝子さんの作品。奥には、絶妙なバランスで積み上げられた本のタワーが。
  • 【1階】店内の随所に、佐藤千壽子さんを中心に作家さんの絵画や陶器などの作品がディスプレイされている。鮮やかな色彩で描かれた右の絵は、佐藤千壽子さんの作品。

    【1階】店内の随所に、佐藤千壽子さんを中心に作家さんの絵画や陶器などの作品がディスプレイされている。鮮やかな色彩で描かれた右の絵は、佐藤千壽子さんの作品。
  • 長いテーブルの上にあるのは、ステンドグラスの作品と民芸品(非売品)。

    長いテーブルの上にあるのは、ステンドグラスの作品と民芸品(非売品)。
  • 水槽の中で泳ぐメダカやテトラ、ヤマトエビなどの淡水魚にも癒される。

    水槽の中で泳ぐメダカやテトラ、ヤマトエビなどの淡水魚にも癒される。

三密にならない広い古民家で ゆっくり絵画と古本とカフェを楽しむ

JR総武線・中央線市川駅より徒歩約10分、京成市川真間駅より徒歩約5分の住宅街にあるのが「ATELIER*ROSENHOLZ(アトリエ*ローゼンホルツ)」。オーナーは佐藤真里さん。この敷地で佐藤さんの祖父母が、大正12年から昭和55年まで“第二大正湯”という公衆浴場を営んでいました。しかし、他界された後は長い間、絵画と古本の倉庫になっていたそうです。その古家を2007年に改装し、“絵画と古本とカフェの店 アトリエ*ローゼンホルツ”として、新な時間を刻み始めました。

2階建てのとても広い、いくつも部屋がある面白い造りになっているので、この階段の先には何があるのかな? ここはどこに繋がっているのかな?と、もうワクワクが止まりません! そして、その至る所に、佐藤さんの義母である現在97歳になる佐藤千壽子さんが描き続けた絵画や、他の作家さんたちの作品がディスプレイされ、本棚にはたくさんの古本が並んでいます。

「アトリエ*ローゼンホルツ」という名前は、アロマテラピー教室を開催したいというドイツ系の先生へ部屋をレンタルするときに、使用していたエッセンシャルが「ローズウッド」であったことが由来します。このローズウッドには、副交感神経と交感神経を整え“バラバラなものを1つにする”のに効果的で、ローズウッドはドイツ語で「ローゼンホルツ」であることから、この場所の名前にピッタリだということに。そして、市川市の“子供を連れていける場所”として登録する際に、そのまま、この名前を使用することに決めたのだそうです。

アトリエ*ローゼンホルツは、ママ友から「アロマ教室」をやりたいとか「ヨガ教室」をやりたいといった声があったことから、レンタルスペースとしてスタートしたのが始まり。その後、フリーマーケットに参加した際に“消しゴムはんこ屋さん”“クッキー屋さん”“ポストカード屋さん”との出会いがあり、そこから、ゆるりとカフェも始めるようになったのだとか。

実際、アトリエ*ローゼンホルツを訪れ佐藤さんとお話をして感じたのは、この古民家が持つ“家”そのものの魅力と、オーナー佐藤さんの人柄に引き寄せられるように、人が集まったのだなと思いました。

古本屋カフェなので、各部屋に置いてある本は自由に閲覧することが可能です。販売している古本や絵本もありますが、そのほとんどに値札は付いていません。中には、佐藤さん所有の非売品もあるので、購入を希望する際は、佐藤さんに直接確認してみてください。

コロナ禍になり一時、お休みをしていたアトリエ*ローゼンホルツですが、2021年3月末から再スタート。しかしながら、人を集めてはいけない状況は変わらないため、アトリエ*ローゼンホルツ主催のイベントとワークショップは当面お休みすることを決断したそうです。「人との繋がりは大事なのですが、たとえイベントやワークショップなどで集うことができなかったとしても、バラバラでも繋がれるという感覚は大切にしたいと思っています。そして、今後、展示する作品は、この家とのコラボに焦点を置いていきたいと思っています」と、佐藤さん。

  • 【1階】長いテーブルが置いてある奥にある部屋。Wi-Fiも完備しているので、どの部屋でも作業ができる。

    【1階】長いテーブルが置いてある奥にある部屋。Wi-Fiも完備しているので、どの部屋でも作業ができる。
  • 動物をメインテーマとした3枚は動物が大好きな河津天太さんの作品。ケースの中の作品は色粘土で作った十二支。

    動物をメインテーマとした3枚は動物が大好きな河津天太さんの作品。ケースの中の作品は色粘土で作った十二支。
  • 【1階】緑のカーテンで仕切られた奥の部屋。

    【1階】緑のカーテンで仕切られた奥の部屋。
  • 豊泉朝子さんのコーナーには、カードや器などが展示されている(2022年2月6日までの期間限定)。

    豊泉朝子さんのコーナーには、カードや器などが展示されている(2022年2月6日までの期間限定)。
  • 以前、ワークショップを開催したときの作品で、和紙で作られた“蓮の花”。

    以前、ワークショップを開催したときの作品で、和紙で作られた“蓮の花”。
  • 第二大正湯時代に使用されていた大きな古時計。振り子部分の扉を開けると、ここにも作品が。誰の作品かは直接確認してみて。

    第二大正湯時代に使用されていた大きな古時計。振り子部分の扉を開けると、ここにも作品が。誰の作品かは直接確認してみて。
  • 【1階】本棚には単行本がズラリ。

    【1階】本棚には単行本がズラリ。
  • 【2階】奥には都民版さんの絵画を展示。

    【2階】奥には都民版さんの絵画を展示。
  • 入口のすぐ右手にある階段。ダイヤル式の“黒電話”は貴重な骨董品。

    入口のすぐ右手にある階段。ダイヤル式の“黒電話”は貴重な骨董品。
  • 【2階】上の写真の階段を上ると天井の低い小部屋があり、さまざまな種類のストーンが展示販売されている。

    【2階】上の写真の階段を上ると天井の低い小部屋があり、さまざまな種類のストーンが展示販売されている。
  • 細かく千切られたチラシは「あそ美」の松本郁世依さんの作品で、それを額に納めて仕上げたのが「あそ美」の主催者・佐藤宏之先生(非売品)。

    細かく千切られたチラシは「あそ美」の松本郁世依さんの作品で、それを額に納めて仕上げたのが「あそ美」の主催者・佐藤宏之先生(非売品)。
  • 野田哲也さん作の版画で「日記」シリーズのひとつ(非売品)。一見、写真に見える巧みな技法。何かを訴えかけるような子どもの表情に、はっとさせられる。

    野田哲也さん作の版画で「日記」シリーズのひとつ(非売品)。一見、写真に見える巧みな技法。何かを訴えかけるような子どもの表情に、はっとさせられる。
  • 【2階】小部屋から1階を眺めると、展示された作品が違う角度から眺められる。

    【2階】小部屋から1階を眺めると、展示された作品が違う角度から眺められる。
  • 【2階】小部屋の先には渡り廊下のような空間があり、大きなトランクの中には溢れんばかりの数のマッチ箱が。

    【2階】小部屋の先には渡り廊下のような空間があり、大きなトランクの中には溢れんばかりの数のマッチ箱が。
  • 【2階】渡り廊下の先にある部屋の本棚には絵本がたくさん。

    【2階】渡り廊下の先にある部屋の本棚には絵本がたくさん。
  • 【2階】あきのかなこさん作の手描きのレターセットやシールなどがたくさん展示販売されている。

    【2階】あきのかなこさん作の手描きのレターセットやシールなどがたくさん展示販売されている。
  • 【2階】絵本の本棚がある部屋の奥にある和室。昔使われていた茶箪笥や机を今もそのまま活用している。

    【2階】絵本の本棚がある部屋の奥にある和室。昔使われていた茶箪笥や机を今もそのまま活用している。
  • 【2階】絵本の本棚がある部屋の右隣にも部屋がある。ラジオを収録するスタッフさんが寝泊まりすることもあるのだとか。ここには現在、山中現(やまなかげん)さんの作品が展示されている(非売品)。

    【2階】絵本の本棚がある部屋の右隣にも部屋がある。ラジオを収録するスタッフさんが寝泊まりすることもあるのだとか。ここには現在、山中現(やまなかげん)さんの作品が展示されている(非売品)。

丁寧に作られたほっとする味わいのソルロンタン

アトリエ*ローゼンホルツは、カフェがメインではありませんが、予約をすれば食事もオーダーできます。メニューは「ソルロンタン」か「スンドゥブチゲ」の2種類。取材日は「ソルロンタン」をいただきました。ソルロンタンは、牛の頭・足・胸肉などを、じっくり時間をかけて煮込んだ韓国料理。アトリエ*ローゼンホルツでは4日かけてソルロンタン・スープを作るそうです。乳白色のスープはやさしい味わいで、コクがありながらも意外とあっさりしています。スープの中に春雨も入っています。好みで塩と胡椒を足してもよいです。スープの中に素材の旨味がたっぷり出ているので、何も足さなくても美味しかったので、私はそのままいただきました。ソルロンタンには、日替わりのおかず6品と韓国のりがセットになっています。市川のシンフォニーファームさんが栽培した農薬・化学合成肥料未使用の旬の野菜などで作る、すべて手作りの美味しいおかず。しかも、ご飯まで付いているのでボリュームも満点! アトリエ*ローゼンホルツに来店するなら、是非、味わってほしい逸品です。

飲み物や食事のオーダーは予約時に伝えてください。入場後の滞在時間は基本3時間です。時間内であれば、食事や飲み物はいつでも用意してもらえます。

アート展示は基本1カ月。現在は『完全予約制』で、お茶を飲んだり、古本を読んだり、アート鑑賞をしながら、気兼ねなくゆっくり自分時間を過ごせる場所として営業しています。“百聞は一見に如かず”。この記事内では魅力は語り尽くせないので、まずは、アトリエ*ローゼンホルツを訪れてみてください。

  • 左は「ソルロンタンセット」飲み物付きで1500円(入場料500円込み)。取材時の飲み物は「カラマンシー」(右)。東南アジアで広く栽培されている果物。栄養価の高さから“神様からの贈り物”との呼び名もあるそう。ライムやシークワーサーのような甘酸っぱい味。

    左は「ソルロンタンセット」飲み物付きで1500円(入場料500円込み)。取材時の飲み物は「カラマンシー」(右)。東南アジアで広く栽培されている果物。栄養価の高さから“神様からの贈り物”との呼び名もあるそう。ライムやシークワーサーのような甘酸っぱい味。
  • アトリエ*ローゼンホルツ・オーナーの佐藤真里さん。

    アトリエ*ローゼンホルツ・オーナーの佐藤真里さん。

【DATA】

ATELIER*ROSENHOLZ(アトリエ*ローゼンホルツ)

  • 住所:市川市真間2-2-12
  • 電話番号:090-1808-8911
  • 時間:完全予約制 
  • 料金:入場料:500円(飲み物付き) 食事(飲み物付き・入場料込み)1500円 ※料金はすべて税込価格
  • 駐車場:なし
  • ホームページ:http://blog.livedoor.jp/licht1989-atelier/
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