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行徳・南行徳エリア

妙好寺・てらCafé燦燦(さんさん)

市川市妙典1-11-10(てらCafé燦燦は妙好寺の裏)

  • 妙典の千葉県道6号市川浦安線から少し奥に入った場所にあるのが「妙好寺」。奥に山門が見える。

    妙典の千葉県道6号市川浦安線から少し奥に入った場所にあるのが「妙好寺」。奥に山門が見える。
  • 「妙好寺」について記載された掲示板。

    「妙好寺」について記載された掲示板。
  • 市川市の有形文化財に指定された「木造切妻茅葺(もくぞうきりつまかやぶき)の和様四足門」。建坪は25平方メートル。

    市川市の有形文化財に指定された「木造切妻茅葺(もくぞうきりつまかやぶき)の和様四足門」。建坪は25平方メートル。
  • 江戸時代・中期の特色を示した貴重な山門。

    江戸時代・中期の特色を示した貴重な山門。
  • 山門について詳細が記載されている。

    山門について詳細が記載されている。

市川市の有形文化財に指定された貴重な山門のある寺院

東京メトロ東西線妙典駅東口から徒歩約10分。バスの場合は、妙典駅から京成トランジット・わくわくバスで「現代産業科学館・メディアパーク行き」に乗車し、「妙好寺入口」下車、徒歩約1分の場所にあるのが「妙榮山妙好寺」です。

“妙好寺のいわれ”によると……

妙好寺は千葉氏千田の子孫で、当時、小田原北條家に仕えていた篠田雅楽助清久が、中山法華経寺から十一世日典上人の法孫、一乗阿闍梨日宣法印を迎えて1565年に建てたお寺です。篠田雅楽助清久は1564年の国府台合戦の際に、千葉氏と共に北條氏に味方をした恩賞として、この地、妙典を与えられ開墾していきました。2015(平成27)年で開山450年を迎えた歴史のある寺院です。

長い石畳の奥に茅葺屋根で朱色の山門があります。この山門は、妙好寺十二世観樹院日秀聖人により、1761(宝暦11)年に造立されたもので、構造は“切妻茅葺の四脚門”。1968(昭和43)年2月27日に、市川市有形文化財に指定された大変貴重な山門です。その後、1997(平成9)年3月に全解体修理が完成したそうです。

山門をくぐるとそこには、整備された境内が。妙好寺は日蓮宗の寺院。本堂の手前には、日蓮宗の教祖・日蓮聖人の銅像があります。日蓮聖人は、来世ではなく”今を生きる”ことの大切さを説き法華経への信仰にその生涯を捧げた人物です。

妙好寺には“山門”以外にもたくさんの寺宝があるそうです。

中山法華経寺開山並び初代常修院日常上人(1213-1299)が1297(永仁5)年に、曽根刑部へ授与した双蓮の曼荼羅。中山法華経寺ニ祖帥阿闍梨日高上人(1257-1314)並び三祖浄行院日祐上人(1298-1374)の真筆 。妙好寺開山一乗阿闍梨日宣上人が1599(慶長4)年8月にお書きになった曼荼羅 。市川市指定有形文化財妙好寺山門「宝暦11年(1761)造立」と記録した棟札(むなふだ)などが、現在も大切に保存されています(妙榮山妙好寺門前案内板より抜粋)。

妙好寺では年に一度だけ、7月の“土用の丑の日”に「頭痛法楽(健康祈願)、虫封じ(子供の成長祈願)」を開催するそうです。頭痛法楽(健康祈願)は、頭痛を主として一年間の健康祈願を。虫封じ(子供の成長祈願)は、小さい子どもの夜泣き封じや子どもの発育増進・成長祈願を、100日間の大荒行を達成した複数の僧侶が御祈祷くださいます。毎年多くの檀家さんやご近所の方々が参加していて、もちろん、初めてご祈祷を受ける方も歓迎しているそうです。2021年は7月28日(水)が土用の丑の日になります(時間などの詳細はホームページで確認を)。

  • 山門を入って左手にあるのが「妙田地蔵尊」。

    山門を入って左手にあるのが「妙田地蔵尊」。
  • 山門を入って右手にあるのが堂宇。

    山門を入って右手にあるのが堂宇。
  • 奥に見えるのが本堂。

    奥に見えるのが本堂。
  • 境内には日蓮宗の宗祖・日蓮聖人の銅像がある。

    境内には日蓮宗の宗祖・日蓮聖人の銅像がある。
  • 妙好寺の本堂。

    妙好寺の本堂。

妙好寺の裏手にある手作り弁当が人気のカフェ

妙好寺の裏手にあるのが「てらCafé燦燦(さんさん)」。“燦燦”とは、イキイキ暮らす・輝いて暮らすという意味があるそうです。てらCafé燦燦は地域に根付き地域の方々が集まる場所にしたいという願いから開店したのが始まりなのだとか。しかし、新型コロナウィルス感染対策として、現在は『みんなの食堂』を毎週月曜日のみ(11時~お弁当がなくなり次第、終了)、テイクアウト弁当として販売しています。メニューは毎回異なり、美味しいうえに野菜もたっぷり。しかも汁物(コーンスープやみそ汁など)と、ティーパックのお茶付きで1個500円という破格で購入できるとあって大人気! 取材日は11時から販売開始するも、12時過ぎには80個が完売という盛況ぶり。常連さんがたくさん訪れていました。

取材日のメニューはイタリアンでした。パン教室の先生2人が作った、モチモチの「フォカッチャ」をはじめ「パッケリのミートソース」や、妙好寺の石川さんが作った「野菜のマリネ」や「りんごの甘煮」はどれも絶品! 近所に住んでいたら毎週買いに来たくなるお弁当でした。

「てらCafé燦燦」の月曜日のお弁当販売には、「週替わり弁当」と「ブッダボウル」があります。「ブッダボウル」はブッダという名前がついていますが、

仏教徒の料理ということではなく、ボウルの中に野菜やフルーツ・穀物などを一緒に入れていただく“ヘルシーサラダボウル”で、肉や魚などが一切入っていない料理のこと。食欲をそそる彩りで、野菜やフルーツの栄養をたっぷりとることができます。ブッダボウルが人気のアメリカでは、ベジタリアンという概念を仏教の“禅”と関連したものとして考えているのだとか。野菜類がたっぷり盛られたボウルは、まるで仏教を開いたブッダのお腹に似ているという発想から「ブッダボウル」と呼ばれるようになったそうです。開催日や時間は、ホームページや「てらCafé燦燦」の前の掲示板をチェックしてください。

この他に、てらCafé燦燦では「子どもサンサン教室」を開催して、季節に合わせた催しやフリースペース(事前予約制)として場所の貸し出しを行い、家族のお祝い事、法事、色々な集まりの場として提供中です。とてもアットホームな妙好寺・てらCafé燦燦を訪れてみてはいかがでしょう。

  • 民家を改装してカフェに。

    民家を改装してカフェに。
  • 取材日は「イタリアンのお弁当」500円。

    取材日は「イタリアンのお弁当」500円。
  • “パッケリのミートソース”(左)と右側の手前が“フォカッチャ、奥の左側が“りんごの甘煮”、右側が“コールスロー”。

    “パッケリのミートソース”(左)と右側の手前が“フォカッチャ、奥の左側が“りんごの甘煮”、右側が“コールスロー”。
  • “ラディッシュ・タマネギ・キュウリ・トマトのマリネ”はイタリアの国旗に見立てた彩りがきれいなサイドメニュー。

    “ラディッシュ・タマネギ・キュウリ・トマトのマリネ”はイタリアの国旗に見立てた彩りがきれいなサイドメニュー。
  • お弁当には、“汁物”と“お茶”も付く。

    お弁当には、“汁物”と“お茶”も付く。
  • 本日のスタッフは、パン教室の先生・髙附さん(左)と高野さん(右)、妙好寺のご住職の奥様・石川さん(中央)。

    本日のスタッフは、パン教室の先生・髙附さん(左)と高野さん(右)、妙好寺のご住職の奥様・石川さん(中央)。

【DATA】

妙好寺・てらCafé燦燦(さんさん)

  • 住所:市川市妙典1-11-10(てらCafé燦燦は妙好寺の裏)
  • 電話番号:047-357-3304 
  • 時間:毎週月曜日11:00~お弁当がなくなり次第、終了
  • ※当面の間はテイクアウトのみ
  • ホームページ:http://teracafe-sunsun.crayonsite.com
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