稲荷木・高谷エリア

原木山妙行寺

市川市原木1-24-1

  • 総門。石碑には日蓮大聖人法華経のお題目“南無妙法蓮華経”の文字が刻まれている。

    総門。石碑には日蓮大聖人法華経のお題目“南無妙法蓮華経”の文字が刻まれている。
  • 総門の奥に見えるのが「鐘楼堂」。

    総門の奥に見えるのが「鐘楼堂」。
  • 総門をくぐり抜けると右手に「原木山妙行寺」の歴史が書かれた略縁起がある。

    総門をくぐり抜けると右手に「原木山妙行寺」の歴史が書かれた略縁起がある。
  • 見事な彫刻の山門。

    見事な彫刻の山門。
  • 山門の一部。左側には“龍”、中央には“鶴”と“松”。

    山門の一部。左側には“龍”、中央には“鶴”と“松”。
  • 同じく山門の一部。平和の象徴である“鳩”の彫刻。

    同じく山門の一部。平和の象徴である“鳩”の彫刻。
  • 山門の上部には“飛び立つ鶴”、左側には“木鼻”。

    山門の上部には“飛び立つ鶴”、左側には“木鼻”。
  • 原木山の定紋「桔梗」。

    原木山の定紋「桔梗」。

永井荷風の作品にも登場するお寺

妙行寺の創建は安土桃山時代にあたる1538(天文7)年と伝えられ、円増院日進上人によって創立された寺院です。山号は原木山。御本尊は十界曼荼羅・日蓮像「火中出現防火祖師像」。6600坪の境内には本堂、御影堂、大荒行場、修行場、宿泊室、大講堂、鐘楼などがあり、総健坪約800坪の大寺院を形成しています。

四脚門・袖塀をはじめとした山門や本堂には、創建当時のままの彫刻が残されており、一見の価値があります。彫刻師は後藤直光や二代目・後藤直光(渋谷茂吉)。

作家・永井荷風は1946(昭和21)年から1959(昭和34)年の終焉までの13年間を市川市で過ごしました。その荷風が足を止めたお寺が原木山妙行寺。荷風が門柱の彫刻や境内の様子を『断腸亭日乗』や『葛飾土産』などの作品に登場させていることでも有名です。

広大な境内には、開山の祖である圓増院日進上人をはじめ、本顕院日淳上人、本法院日蓮上人、本成院日勇上人、本堅院日晃上人の立派なお墓があります。また、中興日淳上人の設計で作られた日本庭園の規模と美しさは、京都の寺院のものに優るとも劣らないとも言われています。ただし、通常、庭園への立ち入りは禁止されています。庭園内の観賞を希望する場合は、必ず許可を得てから入るようにしてください。

  • 1960年に世日勇上人が建立した「鐘楼堂」。

    1960年に世日勇上人が建立した「鐘楼堂」。
  • MAPを見るとその広さが分かる。

    MAPを見るとその広さが分かる。
  • 手前左手にあるのが「浄行菩薩」、奥が本堂。

    手前左手にあるのが「浄行菩薩」、奥が本堂。
  • 本堂外観。

    本堂外観。
  • 本堂の獅鼻・木鼻

    本堂の獅鼻・木鼻
  • 「妙行寺」の額。

    「妙行寺」の額。
  • 中央には「白い鷹」の姿が……
寺社の境内では鳩を見かけることが多いが、
鳩除けのため敢えて“鷹”にしたのだとか。
その効力があってか妙行寺には鳩の姿はない。

    中央には「白い鷹」の姿が…… 寺社の境内では鳩を見かけることが多いが、 鳩除けのため敢えて“鷹”にしたのだとか。 その効力があってか妙行寺には鳩の姿はない。
  • ここにも定紋がある。

    ここにも定紋がある。
  • 本堂の巴獅子。

    本堂の巴獅子。
  • 東日本大震災の際に本堂東側の鬼瓦が崩落、山門などにも甚大な被害が及んだ。
本堂西側の鬼瓦一基を記念碑として残している。

    東日本大震災の際に本堂東側の鬼瓦が崩落、山門などにも甚大な被害が及んだ。 本堂西側の鬼瓦一基を記念碑として残している。
  • 祖師堂。

    祖師堂。
  • 大玄関を入ると奥にご祈祷場がある。

    大玄関を入ると奥にご祈祷場がある。
  • 大鬼。

    大鬼。
  • 境内にはクロマツが約100本も植えられている。

    境内にはクロマツが約100本も植えられている。
  • クロマツは庭師の手によりいつ訪れも美しく整えられている。

    クロマツは庭師の手によりいつ訪れも美しく整えられている。
  • 広大な敷地を有する庭園。

    広大な敷地を有する庭園。
  • 御祈祷場の手前にはザクロの木があり実をつけていた。

    御祈祷場の手前にはザクロの木があり実をつけていた。
  • 庭園には四季折々の花が咲き、トンボや蝶が舞い、
シラサギなどの鳥が羽を休めに降り立つことも。

    庭園には四季折々の花が咲き、トンボや蝶が舞い、 シラサギなどの鳥が羽を休めに降り立つことも。
  • 色とりどりの錦鯉がゆったりと優雅に泳いでいる。

    色とりどりの錦鯉がゆったりと優雅に泳いでいる。
  • 池の奥には、中興開基 本顕院日淳上人の墓所がある。

    池の奥には、中興開基 本顕院日淳上人の墓所がある。
  • 手入れが行き届いた美しい庭園。

    手入れが行き届いた美しい庭園。
  • 本堂と講社部屋を結ぶ渡り廊下。その先にも妙行寺の敷地がある。

    本堂と講社部屋を結ぶ渡り廊下。その先にも妙行寺の敷地がある。
  • 大荒行堂の正面。

    大荒行堂の正面。
  • 右が大荒行堂、左が多宝塔。

    右が大荒行堂、左が多宝塔。

しだれ桜をはじめとする季節の花に癒される

妙行寺の境内には庭師により丁寧に手入れをされた約100本もの松があります。

また、大荒行堂行学道場が建つ広い敷地内には、春の開花時期になると咲き誇る“しだれ桜”の姿を愛でることもできます(開花風景は「原木山妙行寺ホームページ内の庭園の写真を参照」)。その後は染井吉野、紫陽花や葵、皐月も。季節の花が観賞できる歴史ある寺院として、毎年多くの人が訪れています。

アクセスは、東京メトロ東西線原木中山駅から徒歩約8分。

【DATA】

原木山妙行寺

  • 住所:市川市原木1-24-1
  • 電話番号:047-327-1461
  • 時間:常時開放
  • 駐車場:5台(無料)※参拝者に限る
  • ホームページ:http://barakisan1241.web.fc2.com/
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