国府台・国分エリア

道の駅　いちかわ②

市川市国分6-10-1

イタリアの国旗が目印。「トラットリアアルポンテ」。
AL PONTEとは“橋”という意味。本店の「アルポンテ」は日本橋浜町にあり、「橋に囲まれたこの場所で、いつまでも人と人をつなぐ架け橋でありたい」という原宏冶シェフの思いを店名にしたのだとか。
開放感がある広々とした店内。
全60席。奥には厨房が。。。
施設周辺には国分川調節池緑地が広がり、大きな窓から長閑な景色が見える。5月のこどもの日が近づくと、施設の裏手に大小たくさんの“鯉のぼり”が飾られ、悠々と泳ぐ姿を眺めることができる。

地産地消の食材をふんだんに使ったイタリアントラットリアアルポンテ

「道の駅いちかわ」は、千葉県内で29番目となる道の駅なのだとか。市川市や千葉県の特産品を販売するなど、地域の魅力を伝える拠点としてのアンテナショップの役割を担い、都内にあるイタリアンの人気店と、こだわりのコーヒーが味わえるカフェを併設しています。

しっかり食事を楽しみたいなら、「TRATTORIA AL PONTE(トラットリアアルポンテ)」がお薦めです。ここは日本橋浜町にあるイタリア料理店「AL PONTE(アルポンテ)」のオーナーシェフ原宏冶氏が手掛ける店。市川や千葉県で生産された旬の食材をふんだんに使った地産地消のレストランです。パスタ、ピッツァ、一品料理などをワインと共に味わうことができます。

ランチは平日(土・日・祝日は除く)の11時から14時30分限定。メインは、ピッツァかパスタから選べ、全品にプチサラダとコーヒーが付いて1200～1500円。

季節に合うワインやイタリアンビール、もちろんノンアルコールも楽しめます。グランドメニューの他に、フェアも実施。取材した8月は“ブロセッコ＆イタリアンビールフェア”で、夏の季節に合うスパークリングワインやイタリアンビールと、そのお酒に合う料理3品を用意。

また、道の駅にあるレストランにしては珍しく、17時からのパーティープラン(4名～)があり、前日までに予約(☎047-382-5211)が必要です。

【イタリアンスタイルのワイワイプラン】1人2500円＋ワンドリンク

【牛肉のステーキプラン】1人5000円＋ワンドリンク

イタリアの各地で郷土料理を学んだ原シェフの本格的な料理を、開放感のある空間で気軽に堪能できるお店です。

パスタランチの「プチサラダ」。
パスタランチの「鶏ひき肉ときのこの白ワインソース」。
パスタランチの「コーヒー」。
デザートはソフトクリームや単品のケーキの他に、「日替わり5種の盛り合わせとドリンクセット」980円もある。
魚料理と肉料理のメニュー表。
パスタとリゾットのメニュー表。
旬の素材で作る季節限定メニューの一例。これは2018年夏バージョン「ピッツァバンビーノ」 (クリームとベーコンととうもろこしのピッツァ)。
2018年夏バージョン「梨とトマトの冷製パスタ」の梨とトマトは市川産。
ピッツァは、アンチョビやマルゲリータなど全6種類、1200～1500円。
パスタは、「しらすのペペロンチーノ」や「じゃがいものニョッキゴルゴンゾーラソース」など全6種類、1200～1500円。
「ブロセッコDOC」ボトル8000円、グラス600円。ブロセッコとは、イタリアのヴェネト州で造られるグレーラというブドウを使用したスパークリングワイン。ほんのり甘くフルーティーな香りが特徴。
オープンな造りで気軽に立ち寄れる「いちCafe」。
メニューの種類も豊富。
パン？それともシュークリーム？不思議な形の「ポップオーバー」。
ソフトクリームを、ポップオーバーやクロワッサンといただくメニュー。
フードメニュー表。
ドリンクメニュー表。
いちCafe」の客席。カウンター席とテーブル席がある。

軽食メニューが充実した“いちCafe”とオリジナルの珈琲豆が購入できる”いちCafe 珈琲焙煎処”

軽い食事やドリンクをという時は「いちCafe」がお薦めです。ここでしか味わえない軽食や喫茶メニューがあります。形がユニークな“ポップオーバー”は、外はサクサク中はフワフワ、新感覚シューデニッシュです。その他、クロワッサンやクッキーもあります。ドリンクはコーヒーと紅茶の他に、洒落たラベルをまとった“リモナータ(炭酸レモネード)”や“キノット(イタリアンコーラ)”も販売しています。全品テイクアウトOKです。

いちCafeの奥にあるのが「いちCafe 珈琲焙煎処」。大きな麻袋に入った珈琲豆がいくつも並んでいます。ここでは、常時30種類を取り揃え、しかも、すべて生豆の状態で販売し、自分好みの豆を自分好みの焙煎方法と挽き方を指定して購入することができる画期的なお店なのです。カスタム焙煎珈琲豆が手に入るなんて、コーヒー好きには嬉しいお店ですね。

オーダー方法は……

１　店内にある珈琲豆の中から自分好みの豆を選ぶ

２　焙煎度合い(ロースト)を、ライト・シナモン・ミディアム・ハイ・シティ・フルシティ・フレンチ・イタリアンの8種類の中から決める

３　豆の挽き方を、極細・細挽き・中挽き・粗挽き・極粗の5種類の中から選ぶ

４　会計

５　焙煎(130～280秒)

６　急冷(1～2分)

７　豆を挽く(約30秒)

８　袋詰め

９　お渡し

豆お種類や焙煎方法や挽き方がわからない場合はスタッフに相談を！

珈琲豆の他にも、コーヒーミルやコーヒーカップなどコーヒー関連グッズもたくさんあるので、オーダーした珈琲豆が出来上がるまでの間、店内商品をチェックしてみてはいかがでしょう。

奥には「いちCafe　珈琲焙煎処」がある。
常時約30種類のコーヒーの生豆を取り揃えている。
種類豊富な豆の中から好みの焙煎度合いと挽き方が選べる。
大きな棚にコーヒーミルやコーヒーポットなどがディスプレイされている。
コーヒーカップやTシャツなどの商品もある。

アクセスはJR市川駅北口3番乗り場、京成市川真間駅から京成バスで「聖徳学園」行き、「松戸駅」行き、または、北総線北国分駅から「市川駅」行きに乗車し、「道の駅いちかわ(旧北台)」で下車、徒歩約5分。あるいは、JR市川駅北口3番乗り場から「国分高校」行きに乗車し、「曽谷春雨橋」下車、徒歩約8分。

【DATA】