市川・真間エリア

ねこのホテル　all for にゃん

市川市市川南3-14-7

入り口を入ると受付用の席がある。
ねこのカレンダーやショップカードを持った黒い立ちねこなど、ねこグッズがいっぱい。
ライトにもねこちゃんが。
取材に訪れたのは2月末だったので、お雛様もディスプレイされていた。
ねこをモチーフにした手作りグッズを販売。
無添加のねこちゃんのおやつは各100円。
「イヤリング」900円。
「ヘヤゴム」1400円。
ねこが夢中になる「またたび入り猫じゃらし」。
「バッグチャーム」2000円。
気品あふれるねこの絵。
部屋の入口にも「招き猫のお雛様」が描かれた手ぬぐいが。
ドアノブまでねこ！
スリッパと靴ベラも、もちろんねこ柄。

ねこ愛にあふれるオーナーによるねこちゃんのためのホテル

2017年11月1日にオープンした「ねこのホテル　all for にゃん」。JR市川駅南口から徒歩約3分の場所にあります。ホテルの名前からしてねこ愛が感じられますが、ここでは、1泊からのお泊りはもちろん、一時預かりも受け付けています。

このホテルは、ワンちゃんと一緒の空間だと怯えたり緊張してしまったりするのでは？とか、狭い部屋に預けるのはかわいそうといった飼い主さんの不安を払拭する、ねこちゃんがリラックスできる空間を追求したつくりになっています。

まず、ワンちゃんのいないねこちゃん専門のホテルであること。次に、部屋のタイプが、「ヒュージ」・「ラージ」・「ミドル」タイプに分かれていて、さらに、多頭飼いの仲良しねこちゃん2匹を同じ空間で過ごすことのできる、ラージタイプの部屋が2つ並んだ「コネクティングルーム」も用意されています。家とは違う環境でいつもは仲良しの2匹がケンカしてしまう場合は、ラージタイプが1つずつ独立する仕組みになっているので安心です。

それだけではなく、部屋の外にはキャットタワーやおもちゃで遊ぶこともできる空間を設けてあります。部屋の外には、ねこちゃんを1匹ずつ出すので他のねこちゃんと接触することはないそうです。

また、ウィルスによる感染症対策として、加湿空気清浄機と次亜塩素酸水を使用した専用の超音波噴霧器を併用して、部屋の除菌・消臭を行っているそうです。ねこちゃんの健康を考えたシステムに感心しました。

入口から見た右寄りの内観。
入口から見た左寄りの内観。
自由に遊ぶことができる広いスペースがある。
「ミドルタイプ」の部屋でお休み中なのは、オーナー宅の♂猫“ししまるちゃん”。
「ラージタイプ」の部屋。サイズは幅80cm×奥行55cm×高さ120cm。
ホテルの部屋で寛ぎ中の♀猫の“シロちゃん”。
2部屋を行き来できる「コネクティングルーム」。
ホテルを利用したお客様に “可愛いネコ型の猫ちゃん用カドラー”をプレゼント中(先着順でなくなり次第終了)！
カメラを向けられてちょっと緊張している♂猫“タビィちゃん”。
「ミドルタイプ」の部屋。サイズは幅70cm×奥行55cm×高さ90cm。
“加湿空気清浄機”を完備。

ねこちゃんの性格に合わせたお世話をプロが担当

お預かりするねこちゃんのお世話は、動物看護師統一認定機構認定動物看護師日本動物衛生看護師協会認定のドッググルーミングスペシャリスト・コンパニオンドッグトレーナーの資格を持ち、動物病院での勤務経験もあるオーナーの松井さんが担当します。自宅には3匹のねこちゃんがいるそうで、とてもねこ愛にあふれた方です。

このホテルのポリシーとして、まず一度、飼い主さんに会って直接お話をお伺いしてから、ねこちゃんをお預かりすることを基本としているそうです。また、ホテルを利用する前にお預かりするねこちゃんのプロフィールをシートに記入していただき、ねこちゃんの正確や習性を理解することで、ねこちゃんがよりリラックスして過ごせるようにしています。

キャットフードを入れる器の素材や深さ、トイレに使用する砂も3種類用意するなど、できる限り自宅の環境に近づくことができるように工夫をしています。ここまでできるのは、やはり、ねこ愛があればこそ！

また、店頭で販売しているねこグッズを購入した場合、その金額の一部は、地域猫・保護猫活動に寄付しているそうです！　飼いねこちゃんだけではなく保護ねこちゃんも幸せになれるよう貢献する「ねこのホテル　all for にゃん」は、ねこと暮らしていたら、ぜひ預けたいと思うねこ専用のホテルでした。