珈琲倶楽部（かふぇくらぶ）

リニューアルオープンした隠れ家カフェ

1997年5月にオープンした「珈琲倶楽部（かふぇくらぶ）」。当初はピンク色の外観でしたが、パステル・イエローに塗り替え、南ヨーロッパの田舎町にあるような建物をイメージして、2017年12月にリニューアルオープン。西洋風の外観と「大人の方がゆったりと寛げる空間」というコンセプトで、店内の落ち着いた雰囲気は以前のまま変わりません。

店内は禁煙ですが、犬を連れた人や煙草を吸いたい人にはテラス席もあります。和風庭園には創業前からオーナーの家にあった立派な石灯篭があります。時々、庭の木に羽を休めにくる小鳥のさえずりにも癒されます。常連客が多く、週末には親子3代で店を訪れるお客さまもいるそうです。

手作りケーキとドリップコーヒーがおすすめ

サンドウィッチやココット料理などの食事メニューもありますが、メインはカフェメニュー。“珈琲倶楽部（かふぇくらぶ）”という店名にあるようにコーヒーの種類が豊富。常時2～3種類あるケーキは日替わりですべて店長の手作り。春になると桜を使ったシフォンケーキやムースケーキなどもいただくことができるそうです。ケーキはどれも甘さ控えめな上品な味で、コーヒーとよく合います。

ケーキセットの飲み物は、ストロング・コーヒー、マイルド・ブレンド、ライト、カフェ・グラッセ、ダージリンティー、アップルティー、アイスティーから選ぶことができます。

お店で提供するカップ＆ソーサーは約20年の間に、店長が集めたものだそうです。写真のバラの磁器は、1775年にジョン・エインズレイによって創業されたイギリスの陶磁器メーカーのもの。

あの有名なダイアナ元王妃の成婚時にも同社の陶花が選ばれました。そして、透かし模様と金彩が施された豪華な作りは、今でも王室に愛され続けているそうです。

バロック音楽が静かに流れるなか、素敵なカップ＆ソーサーでコーヒーや紅茶をいただくと、ゴージャスな気分にひたれそうですね。